2017年12月26日

現代思想2018年1月号 特集=現代思想の総展望2018

現代思想2018年1月号(青土社)
特集=現代思想の総展望2018
2017年12月27日発売





内容紹介
特集*現代思想の総展望2018
 ―――――
◆インタビュー
煮詰まった時代をひらく / 養老孟司
◆それぞれの〈思想〉
資本の「力」とそれを超える「力」 NAM再考 / 柄谷行人
十月の預言と危機 一九一七年ロシア十月革命を記念して / 汪暉(訳=宮本司)
レンマ的算術の基礎 / 中沢新一
根源的構成主義から思弁的実在論へ……そしてまた戻る / 大澤真幸
◆討議
斜めに横断する臨床=思想 / 信田さよ子×松本卓也
◆インタビュー
量子的マルチバースと時空間概念の変容 / 野村泰紀
―――――
【導入】
ラディカルな有限性 思弁的実在論の一〇年とその後 / 千葉雅也
【新しい実在論/唯物論/存在論】
オブジェクトへの道 / G・ハーマン(訳=飯盛元章)
非自然主義的実在論のために / M・ガブリエル(訳=斎藤幸平+岡崎龍) 
閉ざされたアクセスのポエジー 詩的イメージの対象化にむけて / D・ゴルィンコ=ヴォルフソン(訳=乗松亨平)
暗き生 メイヤスー、ブラシエ、サッカー / 星野太 
【ポスト思弁的転回のマニフェスト】
加速派政治宣言 / N・スルニチェク+A・ウィリアムズ(訳=水嶋一憲+渡邊雄介)
ゼノフェミニズム 疎外(エイリアネーション)の政治学 / ラボリア・クーボニクス(訳=藤原あゆみ)
【人類学の「静かな革命」】
パースペクティヴの人類学と制御された取り違えという方法 / E・ヴィヴェイロス・デ・カストロ(訳=近藤宏)
「沈む島」と「育つ岩」 あるいは、「生き存(ながら)えること」の人類学 / 里見龍樹
【哲学×科学の対話】
書評 アラン・バディウ『数と数たち』 / R・ハーシュ(訳=近藤和敬+黒木萬代)
―――――
【図解】
現代思想の古層と表層のダイアグラム / 近藤和敬
―――――
研究手帖
分析哲学とアメリカ観念論 / 小山虎



連載●瓦礫(デブリ)の未来●第六回
結界 / 磯崎新
連載●科学者の散歩道●第四三回
EPR実験と隠れた変数説の破綻 確率の意味 / 佐藤文隆
連載●家族・性・市場●第一四一回
星加良司『障害とは何か』の2 / 立岩真也

定価本体1400円+税
発売日2017年12月27日
ISBN978-4-7917-1357-8

こちらからご購入いただけます。(Amazonへリンクされます)

2017年12月25日

21_21_DESIGN SIGHT野生展:トーク 「まるで野生」

21_21_DESIGN SIGHT企画展
野生展:飼いならされない感覚と思考
Wild:Untamed Mind
トーク 「まるで野生」
2018年1月13日(土)


21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の「野生展:飼いならされない感覚と思考」の関連トーク 「まるで野生」が開催されます。




本展ディレクター 中沢新一と21_21 DESIGN SIGHTディレクター 深澤直人による、「野生と形の関係」をテーマにしたトークです。
本展で展示、紹介している「丸石神」に代表されるように、「丸には野生が宿る」と中沢は言います。プロダクトデザイナーとしてデザインに様々な曲線を取り入れてきた深澤の目には、丸や自然曲線はどのように映るのでしょうか。
人類学者とデザイナーの2人の視点から、「野生と形」の関係を読み解き、野生をデザインに取り込れるヒントを探ります。

【日 時】2018年1月13日(土)
【時 間】15:00-16:30
【場 所】21_21 DESIGN SIGHT
【出 演】深澤直人、中沢新一
【参加費】無料(ただし、当日の入場券が必要です)
【定 員】80名

詳細・お申込みはこちらからどうぞ。



『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第11回

『週刊現代』(講談社)2018年1月6・13日合併号
連載「アースダイバー 東京下町編」第11回
2017年12月25日発売


『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
2018年1月6・13日合併号は第11回「深川芭蕉庵(2)」が掲載されています。

2017年12月22日

映画『海の産屋 雄勝法印神楽』関連トーク

映画『海の産屋 雄勝法印神楽』
関連トーク

映画『海の産屋 雄勝法印神楽』関連トークに出演します。監督の戸谷健吾さんは中央大学中沢ゼミのOBでもあります。




【あらすじ】
宮城県雄勝半島、石巻市の漁村は、東日本大震災の津波で46軒中、1戸だけを残し被災した。その絶望の淵から立ち上がったのは、村に残ることを決めた12人の漁師たちであった。
「いっさい、いっさい、海を恨んでいねぇ」と、男たちは生活の再建と同時に、祭りの復興に乗り出した。流出した一切の神楽面と祭具を作り直し、何もない海辺の居住地に柱を立て、舞台を作った。神楽に憑かれて“好きの神”を自称する漁師が、祈りの神楽を舞い、笛と二人の太鼓打ちが息を合わせ、600年前と変わらぬリズムを打つ。産屋の庭は神楽が舞い遊び、笛・太鼓の音が、命の誕生を告げる産声のように響いた。石巻や仙台、県外に避難した人たちも帰ってきた。仮設住宅で暮らす人々も、祭りの神楽に元気をつけられ、夢をふくらませた。海辺に立てられた舞台、そこでの大トリは「産屋」という演目、それは新しい命を再生し、力強く鼓動させてくれる海の豊穣と時として凶器に変わる海の荒々しさの二つが、一つの神の中に同居している。
東日本大震災から1年後の雄勝法印神楽を通して、被災と芸能が交叉する姿をとらえたドキュメンタリー。
神楽の担い手である漁師たちの、立ち上がる姿を描く人間ドラマ。

【予告編】





【上映】
1月2日より、ポレポレ東中野
(1月14日の上映後トークに出演)




2017年12月18日

『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第10回

『週刊現代』(講談社)2017年12月30日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第10回
2017年12月18日発売


『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
12月30日号は第10回「深川芭蕉庵(1)」が掲載されています。



2017年12月13日

明治大学野生の科学研究所シンポジウム「ゲーム研究の新時代に向けて」

明治大学野生の科学研究所シンポジウム「ゲーム研究の新時代に向けて」
明治大学グローバルホール
2018年1月20日(日)

所長を務める明治大学野生の科学研究所主催のシンポジウムが開催されます。



シンポジウム「ゲーム研究の新時代に向けて」

マンガやアニメと並ぶ現代カルチャーの要として、現実世界を先導するテクノロジーの精華として、ますます重要さを増しているデジタルゲーム分野。人工知能としての情報技術を人類が受容する過程で、その発展を促してきた普遍的な<遊び>の原理とは何か。ゲームが果たしてきた役割を根源的に捉え直しつつ、次代のコンテンツ産業や未来社会の創出に資する新たな研究領域の構築を、産学が連携する学際的な討議で展望する。

プログラム
10:00 主催者挨拶
  土屋恵一郎(明治大学 学長)

10:10 〈基調講演〉日本ゲームを貫く〈遊び〉の原理
  遠藤雅伸(ゲームデザイナー、東京工芸大学 芸術学部 教授)
  中川大地(評論家/編集者、明治大学 野生の科学研究所 研究員)

10:50 
〈セッション1〉ゲーム研究の射程と最前線〜ホイジンガ、カイヨワからユール以降まで
  松永伸司(東京芸術大学 美術学部 教育研究助手)
  井上明人(関西大学 総合情報学部 特任准教授)
  七邊信重(デジタルハリウッド大学大学院 デジタルコンテンツ研究科 准教授)

(12:00〜 休憩)

13:00 〈セッション2〉ゲームテクノロジーが拡張するリアリティと人間性
  福地健太郎(明治大学 総合数理学部 准教授)
  藤井直敬(ハコスコ 代表取締役)
  水野勇太(スクエア・エニックス)

14:10 〈セッション3〉ゲーム研究のためのアーカイブ戦略
  細井浩一(立命館大学 映像学部 教授)
  森川嘉一郎(明治大学 国際日本学部准教授)
  川口洋司(日本オンラインゲーム協会 事務局長)

15:30 〈セッション4〉現代ゲームデザインの潮流が導く未来学
  簗瀬洋平(ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン プロダクト・エヴァンジェリスト)
  三宅陽一郎(スクウェア・エニックス )
  犬飼博士(eスポーツプロデューサー/遊物体アソビウム)

16:40 シンポジウム総括
  中沢新一(明治大学 野生の科学研究所 所長)



【日 時】2018年1月21日(日)
【時 間】10:00〜17:00(開場9:40)
【場 所】明治大学グローバルフロント1F グローバルホール
【参加費】資料代500円

主催:明治大学 野生の科学研究所 ゲーム学講座準備研究会
お問合せ:明治大学野生の科学研究所:info@sauvage.jp

詳細はこちらをご覧ください。

2017年12月12日

『粘菌 知性のはじまりとそのサイエンス』推薦文

『粘菌 知性のはじまりとそのサイエンス ー特徴から研究の歴史、動画撮影法、アート、人工知能への応用まで』
推薦文
2017年12月7日発売

帯に推薦コメントを寄稿しました。
講談社『群像』2018年2月号(2018年1月7日発売)より掲載される中沢の新連載「レンマ学」第一回の参考文献としても本書を挙げております。



内容紹介:
「森のなかの美しい宝石のような生物である粘菌には、宇宙の大不思議が宿っている。
その粘菌が、いまや21世紀の知的探求の最前線に立とうとしている。
かつて我が南方熊楠は、粘菌のなかに生命現象の原基を見出そうとしたが、
現代の生物学は、さらに粘菌のなかに知性活動の原基を見出そうとしている。
この本は胸躍る粘菌研究の最前線から届けられた、こよなくチャーミングな報告書である。」

中沢新一 氏 推薦!!

脳や神経をもたない単細胞生物でありながら、外的刺激に対して複雑な行動様式を示す粘菌(変形菌)。
その特異なふるまいは、コンピューターサイエンスや人工知能研究の黎明期から科学者たちを悩ませてきた
「単一始点最短経路問題」に最適な解を与えうる能力をもつことで注目を集めた。

この驚くべき生物が、どのようにして無数の色や形へと変身をとげるのか、
その体内でどのような化学反応がおき、多様な行動・判断を生み出しているのか、
その情報処理システムには、まだ多くの謎が残されている。

本書は、サイエンスドキュメンタリーフィルム『The Creeping Garden』の製作を通して、
2人の英国人がどのように研究を深めていったかを描き出す。
その過程で粘菌研究の歴史や、現在第一線で活躍する科学者たちの研究をふまえ、
粘菌を応用したコンピューターや人工知能、ウェアラブルデバイスなどの取り組みについても紹介。

巻末には、粘菌を活用した研究で2度のイグ・ノーベル賞を受賞した中垣俊之博士と、
現在日本の変形菌研究をリードする川上新一博士による対談も収録。


目次:
はじめに ――ようこそ粘菌の世界へ
1 粘菌の真の正体を明らかにするために
2 共同監督ティムとの出会い
3 粘菌との出会い
4 宇宙人の侵攻
5 粘菌を探し求めて
6 粘菌研究の歴史
7 粘菌のライフサイクル
8 粘菌の生育
9 粘菌の撮影法を考える
10 粘菌と日本のつながり
11 粘菌と知性
12 アートとサイエンス
13 粘菌とコンピュータ
14 知性とロボット
15 粘菌に記憶能力はあるか
16 粘菌の音楽
おわりに

映画『The Creeping Garden』制作秘話
中垣俊之×川上新一 対談 粘菌研究の未来
参考文献
索引

龍谷大学世界仏教文化研究センター公開研究会「人類知のポリリズム―華厳思想の可能性―」

龍谷大学世界仏教文化研究センター公開研究会「人類知のポリリズム―華厳思想の可能性―」
中沢 新一「レンマ学としての華厳」
龍谷大学 大宮学舎 清和館3Fホール
2018年2月11日(日)





プログラム
13:00 ~ 13:10  挨拶:能仁 正顕 ( 龍谷大学世界仏教文化研究センター長)

第一部
13:10 ~ 13:40 発表 ① :唐澤 太輔「南方熊楠の生命観と華厳思想」
13:45 ~ 14:15 発表 ② :野呂 靖「明恵の<夢>と華厳思想」
14:20 ~ 14:50 発表 ③ :亀山 隆彦「マンダラと法界:東アジア密教における華厳思想の意義」

第二部
15:00 ~ 15:50 講演 ① :河合 俊雄「ユング派心理療法と華厳経」
16:00 ~ 16:50 講演 ② :中沢 新一「レンマ学としての華厳」

第三部
17:00 ~ 17:50 ディスカッション (中沢新一×河合俊雄×唐澤太輔×野呂靖×亀山隆彦)
17:50 ~ 18:00 謝辞
総合司会:金澤豊 ( 龍谷大学世界仏教文化研究センター博士研究員)


【日 程】2018年2月11日(日)
【時 間】13:00~18:00
【場 所】龍谷大学 大宮学舎 清和館3Fホール
【参加費】入場無料、要予約
【お申し込み方法】メール、または御電話にて。

詳細・お申込みはこちらをごらんください。

2017年12月11日

書籍『アースダイバー 東京の聖地』講談社

書籍『アースダイバー 東京の聖地』
2017年12月25日発売

週刊現代の連載、アースダイバーActive(2014年明治神宮編、2017年築地市場編)が、『アースダイバー 東京の聖地』として書籍になります。東京オリンピックを前に、変わりゆく東京の聖地を考えます。



【内容紹介】
2020年の東京オリンピックを錦の御旗に東京は大改造をされようとしています。レガシーを作ると言って、本物のレガシーを破壊していいのでしょうか?
築地市場の豊洲への移転が、決定しました。しかしアースダイバーは言っておきたいいことがあります。なぜ、築地でなくてはならないのか? 日本人と海の関係、古代から連綿と続く、市場の特別な機能、江戸時代から紆余曲折を経て現代に繋がる歴史……。築地という場所が孕んでいる聖地性が見えてきます。仲卸の果たす重要な役割、博物館に匹敵する海産物に対する深い知の体系。効率だけを考えた豊洲市場への移転はこの国の文化の大切な暗黙知を消滅させてしまいます。
2014年には新国立競技場のデザインと費用について、大論争が巻き起こり、最終的にはザハ・ハデッィド案は廃案に追い込まれました。
独創的なデザインの新国立競技場に、無意識的になんかおかしいぞと感じたのはなぜでしょうか? アースダイバー的視点から、その理由をあらためて解き明かしてみると、外苑と明治神宮との不可分な関係があったことに気づかされます。

アースダイバーの号外として、静かだが重要な提言をします。


単行本:192ページ
出版社:講談社
価格:1,404円
ISBN-10:4062209446
ISBN-13:978-4062209441

こちらからどうぞ。(Amazonへリンクします)



『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第9回

『週刊現代』(講談社)2017年12月23日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第9回
2017年12月11日発売


『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
12月23日号は「いき」の考古学(4)が掲載されています。


2017年12月4日

『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第8回

『週刊現代』(講談社)2017年12月16日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第8回
2017年12月4日発売


『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
12月16日号は「「いき」の考古学(3)」が掲載されています。

2017年12月2日

NHK Eテレ:テレビシンポジウム「いのちのマンダラに生かされる~今に息づく南方熊楠の思想~」

テレビシンポジウム(NHK Eテレ)
「いのちのマンダラに生かされる~今に息づく南方熊楠の思想~」
2017年12月9日(土)14:00〜15:00


11月21日、和歌山県田辺市にて開催された南方熊楠翁生誕150周年記念シンポジウム 「未来を生きる巨人 南方熊楠を語る」、トークセッションの様子がEテレにて放送されます。

【内容】
今でこそ大切にされている「エコロジー」を100年前に日本で提唱した南方熊楠。生誕150周年の今年ゆかりの地和歌山・田辺市で開かれたシンポジウムで思想に迫った。

 出演 :中沢新一(明治大学野生の科学研究所所長/人類学者)
     篠原ともえ(タレント)
     鏡リュウジ(占星術研究家/翻訳家)
     白川密成(栄福寺住職)
司会進行:八木 早希(フリーアナウンサー)


Eテレ テレビシンポジウム番組web


2017年11月30日

『熊を夢見る』『虎山に入る』(角川書店)刊行記念 中沢新一トークイベント

『熊を夢見る』『虎山に入る』(角川書店)刊行記念
中沢新一 トークイベント

青山ブックセンター本店
2017年12月19日(火)19:00〜

『熊を夢見る』『虎山に入る』(角川書店)刊行記念トークイベントが開催されます。



思想家・人類学者の中沢新一氏は、刊行したばかりの最新論考集『熊を夢見る』『虎山に入る』の書名に、動物の名を冠しました。その背景には、近年の神話学的探求をつうじて著者自身のなかに深まっている「動物的なものとの親近感」があるといいます。
中沢氏の関心は、なぜいま、神話と動物に向いているのでしょう。そして、人と動物がつながりあい、 科学や芸術、文明に飼いならされることのない創造的思考が生まれた「どこでもない場所」とは、どこにあるのでしょうか?
2作品の同時刊行を記念して、その真意を明かすトークイベントを開催いたします。中沢氏がディレクターをつとめる「野生展:飼いならされない感覚と思考」(六本木、21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1、2にて開催中)の話題とあわせて、詩とアニミズム、縄文と現代など、近年の著者が取り組むテーマを縦横無尽に語っていただきます。

【日 程】2017年12月19日(火)
【時 間】19:00~20:30
【場 所】青山ブックセンター本店 大教室
【出 演】中沢新一 (聞き手:須川善行)
【参加費】1,350円(税込)
【定 員】110名

お申し込み、詳細はこちらからどうぞ。


2017年11月28日

『南方熊楠-開かれる巨人』巻頭言:河出書房新社

『南方熊楠-開かれる巨人』
巻頭言「南方熊楠の未来」寄稿
2017年11月28日発売

南方熊楠生誕150周年を記念して刊行された『南方熊楠-開かれる巨人』に、「南方熊楠の未来」と題した文章を寄稿しています。



【内容】
粘菌、民俗、博物学、膨大で枠に収まらない巨人の、可能性の中心=生命原理の根本への関心に迫る。生誕150年総特集。


出版社:河出書房新社 (2017/11/27)
価格:1,836円
ISBN-10:4309227163
ISBN-13:978-4309227160

こちらからご購入いただけます。(Amazonへリンクされます)


2017年11月27日

『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第7回

『週刊現代』(講談社)2017年12月9日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第7回
2017年11月27日発売


『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
12月2日号は「「いき」の考古学(2)」が掲載されています。

2017年11月20日

『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第6回

『週刊現代』(講談社)2017年12月2日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第6回
2017年11月20日発売


『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
12月2日号は「「いき」の考古学(1)」が掲載されています。

2017年11月16日

21_21_DESIGN SIGHT野生展:フィールドワーク「野生さんぽ」

21_21_DESIGN SIGHT企画展
野生展:飼いならされない感覚と思考
Wild:Untamed Mind

フィールドワーク「野生さんぽ」
2017年12月16日(土)

21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の「野生展:飼いならされない感覚と思考」の関連ワークショップ、「野生さんぽ」が開催されます。



本展ディレクターの中沢新一と一緒に、21_21 DESIGN SIGHT周辺を散歩するフィールドワークです。
私たちが日々生活する都市は、古墳の地形や神社などの古くから残るものと新しく開発された建築が混在しています。中沢は、「アースダイバーマップを持って東京を散策すると、見慣れたはずのこの都市の相貌が一変していくように感じられるから不思議だった」と自身の著書『アースダイバー』で語っています。
本イベントでは、縄文海進期の地層図に、古墳の場所や現在の神社などを重ねて記した地図、アースダイバーマップを片手に展覧会会場の周辺を歩きます。
私たちが今立っている場所を、時空を超えて読み解くことで、取り巻く環境を普段と異なる視点で楽しめる機会となります。

【日 時】2017年12月16日(土)
【時 間】14:00~16:00
【場 所】21_21 DESIGN SIGHT周辺
【出 演】中沢新一
【参加費】2,000円(ただし、別途当日の入場券が必要です)
【定 員】25名(中学生以上)
【お申込】こちらのページよりお申込みください。12月5日(火)締切、抽選

詳細・お申込みはこちらからどうぞ。


2017年11月14日

T JAPAN:中沢新一が読み解く、アレッサンドロ・ミケーレの哲学的ファッション


T JAPAN:The New York Times Style Magazine 2017 vol.13
中沢新一が読み解く、アレッサンドロ・ミケーレの哲学的ファッション
2017年10月25日刊行

T JAPAN 2017 vol.13に「中沢新一が読み解く、アレッサンドロ・ミケーレの哲学的ファッション」と題した文章を寄稿しました。、Gucciのクリエイションについて人類学的・人類学的に読み解いています。

こちらからお読みいただけます。





2017年11月13日

『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第5回

『週刊現代』(講談社)2017年11月25日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第5回
2017年11月13日発売

『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
11月25日号は「ダイバーシティ深川」が掲載されています。

2017年11月11日

細野晴臣『映画を聴きましょう』対談

細野晴臣著『映画を聴きましょう』(キネマ旬報社)書籍の対談
2017年11月7日発売

映画雑誌『キネマ旬報』にて音楽家、細野晴臣さんがこれまで観てきた映画、そして印象に強く残った映画音楽について綴っている連載エッセイが書籍化されます。
書籍の特別企画として、中沢新一との映画対談が収録されます。


内容紹介
映画雑誌『キネマ旬報』にて2012年8月下旬号よりスタートし、2017年10月下旬号で58回を迎えた細野晴臣氏の連載『映画を聴きましょう』を書籍化。また、特別企画として細野氏との共著『観光―日本霊地巡礼』以来の旧友・中沢新一氏との映画対談を収録するほか、細野氏のツアーグッズや『パンの漫画』(ガイドワークス刊)で知られる漫画家・堀道広氏による描きおろしイラストで、細野氏の記憶に残る映画のワンシーンを再現します。

◎『映画を聴きましょう』連載内容
映画雑誌『キネマ旬報』にて音楽家、細野晴臣がこれまで観てきた映画、そして印象に強く残った映画音楽について綴っている連載エッセイ。テレビ西部劇『ララミー牧場』に出演していたホーギー・カーマイケルの名曲『香港ブルース』や、フェデリコ・フェリーニ監督作品を数多く手がけたニーノ・ロータ作曲『カビリアの夜』など細野氏自身も演奏する映画音楽から、最近ますます個人的興味が近づいてきたというウディ・アレンの監督最新作「カフェ・ソサエティ」まで、子どもの頃から続く映画体験の記憶を辿る。連載タイトル『映画を聴きましょう』は子どもの頃に細野氏がよく聴いた映画サントラ集から。


詳細はこちらをご覧ください。

2017年11月6日

J-WAVE:GOOD NEIGHBORS出演

J-WAVE(81.3MHz)「GOOD NEIGHBORS」
11月7日(火)13:00~16:30内

(15:20〜40までの20分程度出演)

<番組概要>
毎日様々なジャンルからゲストをお迎えし、
雑談を交えながらお仕事のお話などフランクにお話を伺っている番組です。

【番 組 名】GOOD NEIGHBORS
      http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
【放 送 局】J-WAVE(81.3MHz)  
【放送日時】11月7日(火)13:00~16:30内(15:20〜40までの20分程度出演)

ナビゲーター:クリス智子
ゲスト:中沢新一                    


『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第4回

『週刊現代』(講談社)2017年11月18日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第4回
2017年11月6日発売

『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
11月18日号は「深川八幡の創成」が掲載されています。

2017年11月3日

21_21_DESIGN SIGHT野生展:トーク「偶然性とつきあう」

21_21_DESIGN SIGHT企画展
野生展:飼いならされない感覚と思考
Wild:Untamed Mind

トーク「偶然性とつきあう」
2017年11月18日

21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の「野生展:飼いならされない感覚と思考」の関連トークが実施されます。11月7日(火)12:00より申し込み開始です。





生命や脳と意識、自己と他者の関係などを題材に物理学、生命学、自然科学などの多面的な視点から研究している理学者、郡司ペギオ幸夫と、本展ディレクターの中沢新一によるトークです。
日常の中で起こる偶然性と付き合いながら、私たちはどのように心(脳)を開き、野生を発見するのでしょうか。生命現象と論理のつながりを探求する郡司とともに、野生と偶然性の効用について話し合います。

【日 時】2017年11月18日(土)
【時 間】15:00~16:30
【場 所】21_21 DESIGN SIGHT
【出 演】郡司ペギオ幸夫、中沢新一
【参加費】要予約、無料(ただし、当日の入場券が必要です)
【定 員】80名

こちらのページより、11月7日12:00よりお申し込みいただけます。


TOKYO FM: The Lifestyle MUSEUM出演

TOKYO FM(80.0&86.6)
The Lifestyle MUSEUM出演
2017年11月3日15:30〜16:00
Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM


Tokyo Midtown内、21_21 DESIGN SIGHTにて開催中の「野生展:飼いならされない感覚と思考」について、野生とは、展覧会のきっかけや、こめた思いなどについてお話ししています。

【番組概要】
ピーター・バラカン氏がメインパーソナリティーとなり、毎回様々なゲストを迎えて生き方や価値観を探っていくゲストトーク番組。毎週30分だけオープンするこのミュージアムをポッドキャッストでもお楽しみ下さい。

後日、こちらまたはポッドキャスト配信などでお聞きいただけます。

2017年11月2日

中沢新一さん「山梨と俳句」語る:山梨日日新聞

山梨日日新聞
中沢新一さん「山梨と俳句」語る
2017年11月1日

山梨日日新聞に10月15日、甲府市で行われた講演と新刊「熊を夢見る」をご紹介いただいた記事が掲載されました。

こちらからもお読みいただけます。
(有料会員登録が必要です)

2017年10月30日

『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第3回

『週刊現代』(講談社)2017年11月11日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第3回
2017年10月30日発売

『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
11月4日号は「深川の生成」が掲載されています。

2017年10月29日

J-WAVEニュース:「野生」に魅了された哲学者 そのきっかけとは

J-WAVEニュース:「野生」に魅了された哲学者 そのきっかけとは
J-WAVE「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)内容紹介

J-WAVEの番組「JAM THE WORLD」のワンコーナー、「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)。10月17日(火)のオンエアの様子が紹介されています。

こちらからどうぞ。

2017年10月22日

上町台地の歴史と未来展望シンポジウム2017:基調講演

上町台地の歴史と未来展望シンポジウム2017
寺社から日本の未来は見えるか?
第一部フォーラム「寺社を軸とした次世代の都市創造」
基調講演:中沢新一
四天王寺本坊客殿
2017年11月24日(金)



【概要】
-四天王寺創建から都市・産業・文化の未来を語り尽くす -
 聖徳太子が593年に建立した四天王寺は、伎楽や能楽などわが国の芸能文化の原点と言える場所であり、建築・工芸・医療福祉・教育・観光などの現代産業も四天王寺からはじまりました。
 「日本最古の門前町」を中心としたさまざまな観光・文化・産業の歴史を発掘し、新時代に向けたイノベーションと次世代都市創造について、多方面から議論し提言するシンポジウムです。

第1部 フォーラム
「寺社を軸とした次世代の都市創造」
『大阪アースダイバー』の著者が語る上町台地の深い地層から見た大阪の歴史と未来について徹底討論

基調講演:中沢新一(人類学者・明治大学 野生の科学研究所 所長) 13:30-14:30

分科会: 14:50-15:50
1.寺社と観光・歴史
座長:北川央(大阪城天守閣 館長)
パネリスト:小出英詞(住吉大社 権宮司)、竹村伍郎(NPO法人 まち・すまいづくり 代表)、山根真哉(近鉄グループホールディングス株式会社)、陸奥賢(観光家)、山岡武明(四天王寺)
2.寺社と文化・暮らし
座長:高田光雄(京都大学 名誉教授・京都美術工芸大学 教授)
パネリスト:大澤研一(大阪歴史博物館 学芸員)、吉田明良(四天王寺 執事)、塩見和之(四天王寺病院)、一本崇之(四天王寺 学芸員)

3.寺社と職人・産業
座長:吉田順一(大阪府立大学 21世紀研究機構 教授)
パネリスト:阿部知己(金剛組)、内田利惠子(建築設計室Morizo-)、大江俊幸(畳職人)、石橋輝一(吉野中央木材 専務)、福嶋賢二(プロダクトデザイナー)

3つのグループに分かれ、ラウンドテーブルで議論をとりまとめ。

パネルディスカッション: 16:00-17:00
上記分科会での成果発表とそれをふまえ、多面的に議論から戦略を導き出し、とりまとめて提言します。
主査:高田光雄(京都大学 名誉教授・京都美術工芸大学 教授)
パネリスト:中沢新一(人類学者・明治大学 野生の科学研究所 所長)、北川央(大阪城天守閣 館長)、吉田順一(大阪府立大学 21世紀研究機構 教授)

【日 時】11月24日(金)
【時 間】13:30〜17:00
【場 所】四天王寺本坊客殿
【参加費】無料、要申込み(申込締切:10月31日(火))
【定 員】 100名
※1 申し込み多数の場合は抽選となります。
※2 分科会にお申し込みされる方は必ず希望のグループをお知らせください。なお、分科会には定員(35名)があり、ご希望に添えない場合もあります。ご了承ください。

詳細、お申し込みはこちらからどうぞ



2017年10月21日

書籍『熊を夢見る』『虎山に入る』KADOKAWA

書籍『熊を夢見る』『虎山に入る』2冊同時刊行
2017年10月27日発売



【内容紹介】
それは、神話的思考の発生した遠い時空を透視する夢。
詩的空間の原型としてのサーカス、アニミズムという対称性の思考、日本の芸能を貫くラディカルさ──。
詩とアニミズムの新たな沃野へ
人類学者・中沢新一、最新論集!

熊を夢見ることによって、人は時間と空間を抜け出た
「どこにもない場所」に出て行くのである。
そこでは人と動物がつながりあうばかりではなく、
森羅万象のいっさいが縁起の理法によって影響を及ぼしあっている。
神話的思考のすべてがそこから発生した。 ──「序」より

【目次】
* 私の収穫
* 空間のポエティクス
* サーカス/動物
* 対称性の思考としてのアニミズム
* 神話と構造
* 東京どんぶらこ
* 日本の芸能
* 書物のオデッセイ

単行本:256ページ
価格:1,994円
ISBN-10: 4044002436
ISBN-13: 978-4044002435


『虎山へ入る』
【内容紹介】
人間を解き明かす鍵は、火のように燃える心の原野に隠されている。
子供の心に息づく野生、諏訪湖から溢れ出す縄文の豊穣、そして著者が出会った思想家たちへのレクイエム――。
縄文と現代を結ぶ思考の稜線
思想家・中沢新一、最新論集!

自分のやろうとしていることは、
いまの知的世界の中ではまだ認められていないものであるので、
とうてい知略を用いなければ逆境を突破することはできまい
という認識が、若い私にはあった。
その予想はみごとに当たって、私は数多くの困難に直面したが、
そのたびに『虎山を智取する』の言葉を思い出して
自分を奮い立たせた。 ──「序」より

【目次】
* 天使の心、悪魔の心
* 冒険者たちへのレクイエム
* 日本思想のリレイヤー
* 天竜川という宝庫
* エネルゴロジーについて

単行本:240ページ
価格:1,994円
ISBN-10: 4044002428
ISBN-13: 978-4044002428

朝日カルチャーセンター講座「ボンズヴェールの智慧 海と山の仏教」

朝日カルチャーセンター新宿教室講座
「中沢新一×宮崎信也 
ボンズヴェールの智慧 海と山の仏教)」
朝日カルチャーセンター新宿教室
2017年11月21日開催


2017年3月9日に、朝日カルチャーセンター新宿教室にて、宮崎信也さんと「ボンズベール(緑の仏教)」と題した対談を行います。


講座内容
遠く古代インドに起源を持つ始まりの仏教は、釈迦族に伝わる大いなる考えが釈尊に流れ込み生まれました。その始まりの仏教は人間の心だけに注目するのではなく、人間と自然を貫く宇宙的なエコロジー思想でした。
しかし、近代の合理的な思考の中で語られる仏教思想はそのような全体性を失い、人間のことにしか関心のない、近代仏教となってしまいました。結果、仏教は現代の地球的な問題に対処できなくなっているのではないでしょうか?
前回に引き続き空海、熊楠、賢治を奉じる「ボンズベール(緑の仏教)」はその答えを求め、寺や大学に閉じ込められた仏教ではなく、山と海で語られてきた仏教に注目します。
提唱するのは仏教的智慧。緑の意識を入り口に、分断と亀裂の経済、産業、社会を再構築する試みです。(宮崎講師・記)


【日 時】2017年11月21日(火)
【時 間】18:30~20:00
【場 所】朝日カルチャーセンター新宿教室
【受講料】会員   3,456円
     一般   4,104円
【講 師】人類学者・思想家 中沢新一
     高野山真言宗・般若院住職 宮崎信也 先生

詳しい情報やお申し込み方法については、こちらをご覧ください。


2017年10月20日

『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第2回

『週刊現代』(講談社)2017年11月4日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第2回
2017年10月20日発売

『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
11月4日号は「「下町」とはなにか」の第2回目が掲載されています。

2017年10月18日

新装版「はじまりのレーニン」(岩波現代文庫)

新版『はじまりのレーニン』(岩波現代文庫)
2017年10月17日発売

少し長めの新版のための序文「革命の源泉としての唯物論」、あとがきを新たに書き加え、新装版として刊行されます。





【内容紹介】
レーニンの笑いの底に潜む,生の律動に触れる思想とは何だったのか.西欧形而上学の底を突き破る,20世紀のグノーシス思想の可能性とは何か.1905年革命以降のレーニンの思想的遍歴の跡をたどり,弁証法的唯物論の特徴を鮮やかに浮かび上がらせる名著の新版.ロシア革命100年後の現代における本書の意義を記した序文を新たに付す。

こちらからどうぞ(amazonへつながります)。

2017年10月13日

朝日新聞「男の別腹」

朝日新聞夕刊
「オトコの別腹」
2017年10月13日(金)

2017年10月3日の朝日新聞夕刊「オトコの別腹」にて、新潟良寛堂の笹団子について幼少期の思い出と共にお話ししています。



こちらからもお読みいただけます。

『週刊現代』新連載「アースダイバー 東京下町編」第1回

『週刊現代』(講談社)2017年10月28日号
新連載「アースダイバー 東京下町編」第1回
2017年10月11日発売

『週刊現代』にて「アースダイバー」の連載が再開されます。
今回は東京下町編と題し、東京を海民的に読み解きます。
10月28日号には第一回「下町とはなにか(1)」が掲載されています。
今後の展開をどうぞお楽しみに。

2017年10月12日

21_21_DESIGN SIGHT野生展:オープニングトーク「はみだし野生」

21_21_DESIGN SIGHT企画展
野生展:飼いならされない感覚と思考
Wild:Untamed Mind  
オープニングトーク「はみだし野生」
2017年10月28日(土)



21_21 DESIGN SIGHT「野生展:飼いならされない感覚と思考」のオープニングトーク「はみだし野生」が開催されます。中沢たっての希望で展覧会に参加していただく、しりあがり寿さんとの対談です。会期中の関連トークはこれ以外にも開催予定です。どうぞお楽しみに。




本展ディレクターの中沢新一と、参加作家のしりあがり寿によるトークイベントです。
本展で、中沢新一出演による映像作品「野生の現出」を新たに制作した漫画家しりあがり寿。中沢は、これまでの仕事を通し、しりあがり寿は本質的に野生の作家であると確信しているといいます。

「野生」は世界に遍在していますが、現れるときにはきまって"はみだし"の形態をとります。本イベントでは、二人が展示作品「野生の現出」について語り合い、本展のコンセプトを掘り下げます。



【日 時】2017年10月28日(土)
【時 間】15:00~16:30
【場 所】21_21 DESIGN SIGHT
【出 演】中沢新一、しりあがり寿
【参加費】要予約、無料(ただし、当日の入場券が必要です)
【定 員】80名

詳細・お申し込みはこちらからどうぞ。




2017年10月11日

CINRA記事:宮沢賢治作品モチーフ『四次元の賢治』、一体どんな舞台だった?

Re-born Art Festival 2017
web記事
CINRA:宮沢賢治作品モチーフ『四次元の賢治』、一体どんな舞台だった?

2017年8月29日、30日の二日間、宮城県石巻市の北上川の中州にて上演された『四次元の賢治』のレポートが掲載されました。多彩な写真とともに、上演内容やそこに込めた思いまで含む、充実した内容です。

こちらからお読みいただけます。




2017年10月10日

『吉本興業百五年史』寄稿

『吉本興業百五年史』(発行:吉本興業株式会社 発売:ワニブックス)
「吉本の考古学」寄稿
2017年10月5日発売


2017年10月5日に発売された『吉本興業百五年史』に「吉本の考古学」と題した寄稿文を寄せています。




内容紹介
4000点以上の貴重写真、約100人に及ぶ各界有識者の特別寄稿を盛り込み、明治から平成までの文化、芸能、社会情勢を多角的に検証。100年を超える吉本興業の歴史が、鮮やかなグラビアと数々の貴重資料でよみがえります。

●巻頭グラビア「百周年を迎えた吉本興業」
「伝説の一日」「吉本百年物語」
●第1章 創業から演芸界統一まで 1912(明治45)年~1922(大正11)年
●第2章 近代漫才を育てて演芸王国に 1923(大正12)年~1937(昭和12)年
●第3章 戦時下のお笑いと戦後復興への道 1938(昭和13)年~1956(昭和33)年
●第4章 うめだ花月劇場開場から「笑いの吉本」復活へ 1957(昭和32)年~1975(昭和50)年
●第5章 東京進出と全国区への飛躍 1976(昭和51)年~1999(平成11)年
●第6章 21世紀を超えて100周年へ 2000(平成12)年~2017(平成29)年
●エピローグ 未来予想図 ヨシモト4000年王国 ~2112年、Aiの会話より~ 2009(平成21)年~
●巻末
・よしもとタレント名鑑(芸人・落語家・文化人・俳優・タレント・アスリート・アーティスト・ダンサー・アイドル・ミュージシャン)
・劇場・事業所紹介
・吉本興業 百五年の歩み(年表)
・吉本興業株式会社 歴代会長・社長
・吉本興業株式会社 取締役・監査役の変遷
・吉本興業株式会社 役員一覧

発行:吉本興業株式会社
発売:ワニブックス

2017年10月4日

J-wave LOHAS TALK出演

J-WAVE(81.3MHz)「LOHAS TALK」
 (ワイド番組 JAM THE WARLD内)
10月16日(月)~19日(木)19:45~19:55(※若干の前後あり)


雑誌ソトコトの編集長:小黒一三さんと21_21 DESIGN SIGHTにて開催される「野生展:飼いならされない感覚と思考」について、野生とは何か、いまなぜ野生なのか、南方熊楠からレヴィ=ストロースまでお話しします。

<番組概要>
六本木の21_21 DESIGN SIGHTで10月20日から開催の「野生展:飼いならされない感覚と思考」。
そのディレクターを務める中沢新一さんをゲストに迎えます。
民俗学、宗教学、哲学などあらゆる学問の分野を超えて思考を展開する思想家・人類学者の中沢新一が現代社会において大切だという「野生」の能力。
その野生とは何なのか。どのようにして見つけ出すのか。小黒一三が迫ります。
さらに「築地の富」についても語り合います。

【番 組 名】LOHAS TALK (ワイド番組JAM THE WARLD内)
      http://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/
【放 送 局】J-WAVE(81.3MHz)  
【放送日時】10 月16日(月)~19日(木)
      19:45~19:55 毎日10分、4日間 (※若干の前後あり)

ナビゲーター:小黒一三(雑誌『ソトコト』編集長)
ゲスト:中沢新一                    

後日、ポッドキャスト配信があります。

    

2017年10月3日

21_21_DESIGN SIGHT_野生展:飼いならされない感覚と思考 展覧会ディレクター

21_21_DESIGN SIGHT企画展
野生展:飼いならされない感覚と思考

Wild:Untamed Mind  
2017年10月20日 (金) - 2018年2月4日 (日)


21_21_DESIGN SIGHTにて10月20日より開催される企画展、「野生:飼いならされない感覚と思考」の展覧会ディレクターを務めます。


【ディレクターズメッセージ】

人間みんなが同じ世界に生き、同じような体験をして、夜見る夢も同じようになっていく現代に、まだ管理され尽くしていない、まだ飼いならされていない心の領域が、どこかに生き残っている。私たちはそれを「野生の領域」と呼ぶことにした。

この「野生の領域」に触れることができなければ、どんな分野でも新しい発見や創造は不可能だ。

どうやったら、私たちは心の中の「野生の領域」に触れることができるか、どうしたらそこへの通路を開くことができるか。生活と仕事の中でこの「野生の領域」への通路を開く鍵を発見することが、「野生展」のテーマである。

中沢新一


開催概要

【 会 期 】2017年10月20日(金)- 2018年2月4日(日)
【 会 場 】21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1、2
【 休館日 】火曜日、年末年始(12月26日 - 1月3日)
【  開館時間  】10:00-19:00(入場は18:30まで)
【 入場料 】一般1,100円、大学生800円、高校生 500円、中学生以下無料
【 主 催 】21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団


詳細は21_21_DESIGN SIGHTwebをご覧ください。

2017年10月1日

南方熊楠翁生誕150周年記念式典・シンポジウム 「未来を生きる巨人 南方熊楠を語る」

南方熊楠翁生誕150周年記念式典・シンポジウム 
「未来を生きる巨人  南方熊楠を語る」
紀南文化会館 大ホール
2017年10月22日(日)

10月22日(日)に田辺市で開催される南方熊楠翁生誕150周年記念式典・シンポジウム 「未来を生きる巨人  南方熊楠を語る」のトークセッションに出演いたします。


【概要】
田辺市では、南方熊楠翁生誕150周年を迎えるにあたり、南方熊楠翁を田辺市の名誉市民として顕彰する記念式典を開催し、その業績を称えるとともに、改めて南方熊楠翁の人物像に迫り、今日的意義を考え、次代に継承するシンポジウムを下記のとおり開催します。


プログラム】

【第一部】記念式典
・南方熊楠翁の紹介映像の上映
・名誉市民称号授与式 ほか

【第二部】シンポジウム

・基調講演
 演題:「南方熊楠と生物多様性」
 講師:池田 清彦(早稲田大学国際教養学部教授/生物学者)

・トークセッション
 出演 :中沢新一(明治大学野生の科学研究所所長/人類学者)
     篠原ともえ(タレント)
     鏡リュウジ(占星術研究家/翻訳家)
     白川密成(栄福寺住職)
司会進行:八木 早希(フリーアナウンサー)


【日 時】2017年10月22日(日)
【時 間】13:30~17:00
【場 所】紀南文化会館 大ホール
【参加費】無料(事前申込みが必要)
【定 員】1000名

お申し込み方法や詳細は、 こちらをご覧ください。



2017年9月29日

甲府市立図書館文芸講演会「甲府の地で 俳句の海に潜る」

甲府市立図書館文芸講演会
講演「甲府の地で 俳句の海に潜る」
甲府市立図書館視聴覚ホール
2017年10月15日



【概要】
甲府市立図書館文芸講演会
本県出身で現明治大学野生の科学研究所所長である中沢新一さんの文芸講演会を開催します。
中沢さんは、宗教学を足がかりとして、人類学や民俗学のフィールドにも歩みを進めるなど、幅広い分野で活躍されています。
俳人小澤實氏との共著「俳句の海に潜る」では俳句が単なる短詩文芸ではなく、現代と古代をつなぐ奥深い文芸であり、またその中で、特に山梨は縄文文化と俳句文化が共存する特殊な土壌を有した土地柄であると語られています。
その視点から中沢さんに山梨・甲府のオリジナルな地域性を講演いただきます。
出演:中沢新一さん(思想家・人類学者)

【日 時】2017年10月15日(日)
【時 間】14:00~
【場 所】甲府市立図書館視聴覚ホール
【参加費】無料
【定 員】130名
【お申し込み方法】10月5日(木曜日)午前10時から1階カウンターまたは電話にて受付。

詳細は、 こちらをご覧ください。