2019年3月26日

T JAPAN:おやじのおやつ Vol.5 中沢新一さんの 「アップルパイ」と「清浄歓喜団」

T JAPAN:おやじのおやつ Vol.5
中沢新一さんの 「アップルパイ」と「清浄歓喜団」

T JAPANの連載企画「おやじのおやつ vol.5」で、お気に入りのおやつについてお話ししています。

こちらからお読みいただけます。





【概要】
さまざまな分野で活躍する“おやじ”たち。彼らがひと息つき、渋い顔を思わずほころばせる……そんな「おやつ」とはどんなもの? 偏愛する“ごほうびおやつ”と“ふだんのおやつ”からうかがい知る、男たちのおやつ事情と知られざるB面とは。連載第5回は人類学者の中沢新一さん

2019年3月25日

【Reborn-Art Festival 2019】制作発表記者会見

【Reborn-Art Festival 2019】
キュレーション(石巻市街地エリア)
post rock opera『四次元の賢治』上演

2019年3月25日、【Reborn-Art Festival 2019】の制作発表記者会見が開催されました。
中沢は石巻市街地エリアのキュレーション(参加作家:ザイ・クーニン氏)、2017年に第一幕が上演されたpost rock opera『四次元の賢治』の全編の上演などを予定しています。

詳細はReborn-Art Festivalのwebページ美術手帖webなどでご確認ください。





原案:宮沢賢治 
脚本:中沢新一 
音楽:小林武史
出演:満島真之介、Salyu、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、ヤマグチヒロコ、他



2019年3月20日

2019年度リバティアカデミー講座「野生の教養」

2019年度リバティアカデミー講座「野生の教養」
明治大学駿河台キャンパス
2019年6月1日 15:00〜17:00
岩野卓司、中沢新一


講座趣旨
現代社会では私たちは飼いならされた思考にあまりに慣れてしまっている。だからこそ、野生が見直されている。そもそも野生というものは、単に原始時代やアフリカのジャングルに特有なものではない。実は私たちの日常に潜んでいるのだ。野生の科学研究所の中沢新一は、ポケモンなどのアニメのキャラクターやゲームなどに野生を認めている。慣れ親しんだ日常をちょっと違った角度から眺めてみただけで、私たちは野生に出会う驚きを体験する。一方、教養というものも現代社会では失われつつある。戦前や戦後を支えた教養主義は時代遅れのものとなり、新しい教養が叫ばれているが、その内実はいまだ見えてはいない。ただ、教養ももともとは知識を身につけることではなく、「畑を耕す」ことであり、この意味で野生と無関係ではない。野生も教養も私たちの文化の根っことかかわっているのだ。それならば、野生と教養の結びつきを考えることから、教養の未来の姿が見えてくるのではないのだろうか。この対談では、教養を野生の観点からみると何が見えてくるのか、野生を教養の観点から眺めてみると何がわかってくるのかを、考えていきたい。


【日 程】2019年6月1日(土)
【時 間】15:00~17:00
【場 所】明治大学リバティアカデミー駿河台キャンパス
【受講料】会員   1,000円
     一般   1,000円

お申し込み、詳細はこちらからご覧ください。

2019年3月13日

『ゲーム学の新時代』(NTT出版) 刊行記念 「〈遊戯の原理〉が変える世界」 中沢新一 × 井上明人 × 松永伸司 × 中川大地 トークイベント

『ゲーム学の新時代』(NTT出版) 刊行記念  
「〈遊戯の原理〉が変える世界」 
中沢新一 × 井上明人 × 松永伸司 × 中川大地 トークイベント
2019年4月6日14:00〜15:30



人類の根源的な営みである「遊び」と先端テクノロジーが結合する芸術ジャンルとして、急速な成熟を遂げたコンピュータビデオゲーム。その進化は、いまや擬似的な〈自然〉と化したネット環境やVR・AR技術、そして人工知能の普及を先導することで、私たちの生活が依って立つリアリティを拡張し続けてきました。
3/15発売の『ゲーム学の新時代』は、近年のゲーム研究の知見を総合し、その新たな文明の学としての可能性を捉え直した画期的な論集です。今回の刊行記念トークでは、『ゼビウス』『ポケモン』の先駆的な分析を通じていち早くゲームの人類学的ポテンシャルを見出した中沢新一氏、『現代ゲーム全史』で日米のデジタルゲーム史を比較文明論的に叙述した中川大地氏の両編者に加え、執筆陣の中から国内の人文学的なゲーム研究の第一人者である井上明人氏(※ビデオチャットによる参加予定)、近著『ビデオゲームの美学』で最先端の美学的・哲学的な理論研究に基づく分析フレームを提示した松永伸司氏が登壇。
遊びとゲームの本質をめぐる、本書の議論を徹底ガイドします。

【日 程】2019年4月6日(土)
【時 間】14:00~15:30
【場 所】青山ブックセンター本店 大教室
【出 演】井上明人、松永伸司、中川大地、中沢新一
【参加費】1,500円(税込)
【定 員】110名


お申し込み、詳細はこちらからどうぞ。


2019年3月7日

映画『私の20世紀』コメント

映画『私の20世紀』
推薦コメント

2019年3月30日より国順次公開される映画『私の20世紀』に推薦コメントをよせています。
『私の20世紀』ホームページよりご覧下さい。





2019年3月1日

雑誌『BRUTUS(ブルータス) 』3/15号:連載「東京天国」vo.13 合羽橋・入谷

雑誌『BRUTUS(ブルータス) 』2019年3/15号 No.888(マガジンハウス)
連載「東京天国」vo.13 合羽橋・入谷
2019月3月1日発売



雑誌『BRUTUS(ブルータス) 』にて隔週連載の細野晴臣さんとの東京巡り。
2019年3/15号では、河童橋から入谷へぶらぶら。
どうぞご覧ください。

内容紹介
天国は彼岸にある、というけれど、その入口は案外身近なところにあるのかもしれない。東京在住70年の音楽家と50年の人類学者が、21世紀を迎えて激しく変わりゆく東京の街に現れる”裂け目”を探して東へ西へ。遙かなる時空を超えた「ぶらり天国散歩の旅」。


詳細はこちら(BRUTUS)からどうぞ。

『増補改訂 アースダイバー』(講談社)中沢新一

『増補改訂 アースダイバー』(講談社)中沢新一
2019年3月7日刊行

『アースダイバー』の増補改訂版が刊行されます。
2017年に『週刊現代』にて連載のアースダイバー東京下町編(隅田川、多摩川、武蔵野)に加え、
写真、アースダイバーマップも装いを新たに収録されています。



【内容紹介】
2005年、『アースダイバー』は、東京の風景が一変する散歩の革命を起こし大ベストセラーになりました。野生の東京を描く東京創世記でした。その後、『大阪アースダイバー』(2012)『アースダイバー 東京の聖地』(2017)、『アースダイバー 神社編』(刊行準備中)と日本の歴史を書きかえる射程をもつ大きなプロジェクトになっています。

縄文、そして「海民」へと日本のルーツを遡り、地形の無意識、文化と自然の相互作用を探るアースダイビングは、見えない東京を私たちに教えてくれます。

今回の増補改訂で隅田川と多摩川流域といった海民文化の要素が色濃く残る地域を追加しました。
そして東京の中心地であり、アースダイバーの出立点である大宮八幡へと帰還します。
東京アースダイバーの決定版にして完結版!
【120ページ加筆】
【全24点アースダイビング・マップ付き】
【第9回桑原武夫学芸賞受賞】

出版社:講談社

価格:2,484円
ISBN-10:4065153980
ISBN-13:978-4065153987

こちらからどうぞ。(Amazonへリンクします)