書籍『精霊の王』(講談社学術文庫)
2018年3月9日刊行
2003年に刊行された『精霊の王』が文庫本になります。解説は松岡心平さんです。
【内容紹介】
柳田國男の代表作に『石神問答』があります。石神=シャグジは四千~五千年前ほど前、この列島に国家が存在しなかった時代へと遡る「古層の神」です。国家が誕生するとこの古層の神は零落してしまいます。しかしながら、この縄文的な精霊は、芸能と技術の専門家たちの世界で、たくましく生き残っていたのです。「宿神(しゅくじん)」という名前で、能や造園といった分野では深く敬愛される存在でした。国家などの秩序を支える神に力をあたえ、秩序の世界に創造をもたらす存在は、中世には「後戸(うしろど)の神」と呼ばれていました。
本書の旅は、蹴鞠の名人・藤原成通の不思議な話から始まります。そして金春禅竹の秘伝書『明宿集』と中世における宿神の奇跡を辿り、縄文的要素の残る諏訪へと向かいます。そこで出会う太古の記憶は不思議な感動を覚えずにはいられません。
そこからさらにユーラシアに散在する宿神的な痕跡をおいかけることで、その人類的な普遍性へといたります。
熱く力強い筆致でわたしたちの前に現出する世界に圧倒されずにはいられません。
本当に世界を動かしている驚くべき力に触れる壮大な人類史を描ききった瞠目の書です。
出版社:講談社(学術文庫)
価格:1,339円
ISBN-10:4062924781
ISBN-13:978-4062924788
こちらからどうぞ。(Amazonへリンクします)
2018年2月26日
『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第18回
『週刊現代』(講談社)2018年3月10日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第18回2018年2月26日発売
『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
2018年3月10日号は第18回「死と再生の隅田川(4)」が掲載されています。
2018年2月25日
『牛と土 福島、3.11その後。 (集英社文庫) 』推薦文
『牛と土 福島、3.11その後。 (集英社文庫) 』
推薦文
2018年2月20日刊行
講談社ノンフィクション賞も受賞した、眞並恭介さんの著作、『牛と土 福島、3.11その後。』の帯に推薦コメントを寄せました。
【内容紹介】
東日本大震災で被曝地となった福島で、殺処分の指示を受け入れず、牛を生かそうとする牛飼いたちの静かな闘いに光を当てる。失ったものは何かを問いかける傑作ノンフィクション。(解説/小菅正夫)
推薦文
2018年2月20日刊行
講談社ノンフィクション賞も受賞した、眞並恭介さんの著作、『牛と土 福島、3.11その後。』の帯に推薦コメントを寄せました。
【内容紹介】
東日本大震災で被曝地となった福島で、殺処分の指示を受け入れず、牛を生かそうとする牛飼いたちの静かな闘いに光を当てる。失ったものは何かを問いかける傑作ノンフィクション。(解説/小菅正夫)
2018年2月19日
雑誌『BRUTUS(ブルータス) 』2/15号:連載「東京天国」vo.2 深川
雑誌『BRUTUS(ブルータス) 』2018年2/15号 No.864(マガジンハウス)
連載「東京天国」vo.2 深川
2018月2月15日発売
連載「東京天国」vo.2 深川
2018月2月15日発売
雑誌『BRUTUS(ブルータス) 』にて連載中の、細野晴臣さんとの東京巡り。
2018年2/15号では、深川をめぐっています。
写真も満載の紙面をどうぞご覧ください。
2018年2月16日
『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第17回
『週刊現代』(講談社)2018年3月3日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第17回
2018年2月16日発売
『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
2018年3月3日号は第17回「死と再生の隅田川(3)」が掲載されています。
連載「アースダイバー 東京下町編」第17回
2018年2月16日発売
『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
2018年3月3日号は第17回「死と再生の隅田川(3)」が掲載されています。
2018年2月8日
『群像』3月号:連載「レンマ学(2)」
『群像』2018年3月号(講談社)
連載「レンマ学(2)」
2018年2月7日発売
講談社の月刊誌「群像」にて連載中の「レンマ学」。第二回目は「方法序説(2)」が掲載されています。
連載「レンマ学(2)」
2018年2月7日発売
講談社の月刊誌「群像」にて連載中の「レンマ学」。第二回目は「方法序説(2)」が掲載されています。
定価:980円(税込)
2018年2月5日
『週刊現代』連載「アースダイバー 東京下町編」第16回
『週刊現代』(講談社)2018年2月17・24日号
連載「アースダイバー 東京下町編」第16回2018年2月5日発売
『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 東京下町編」。
2018年2月17・24日号は第16回「死と再生の隅田川(2)」が掲載されています。
2018年2月1日
『アースダイバー 東京の聖地』(講談社)刊行記念 中沢新一トークイベント
『アースダイバー 東京の聖地』(講談社)刊行記念 中沢新一トークイベント
代官山 蔦屋書店
2018年2月23日(金)19:00〜
【概要】
2005年に刊行された『アースダイバー』は、東京の土地に埋め込まれた深い歴史の層を掘り起こし、おおきな話題になりました。「アースダイバー」とは、「人類と地形(景観)の相互交渉の過程」を問います。歴史上の出来事や土地の成り立ちと神話・伝説、人間の無意識の精妙な関係を解き明かします。
今回の『アースダイバー 東京の聖地』はおもむきが少し違います。
近代以降に成立した場所である「明治神宮・神宮外苑」と「築地市場」を取り上げ、その底流に流れる「日本人の暗黙知」を掘り起こします。今回の「東京の聖地」とこれまでの「アースダイバー」シリーズとの関係、そして今後展開される「東京下町編」「神社編」の道行きをうかがいます。
【日 程】2018年2月23日(金)
【時 間】19:00~21:00
【場 所】蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
【出 演】中沢新一
【参 加】以下のいずれかをご予約、ご購入の先着70名様がご参加いただけます。
・『アースダイバー 東京の聖地(講談社刊 1,620円/税込)』+トークイベント参加券のセット(2,500円/税込)
・イベント参加券(1,500円/税込)
今回の『アースダイバー 東京の聖地』はおもむきが少し違います。
近代以降に成立した場所である「明治神宮・神宮外苑」と「築地市場」を取り上げ、その底流に流れる「日本人の暗黙知」を掘り起こします。今回の「東京の聖地」とこれまでの「アースダイバー」シリーズとの関係、そして今後展開される「東京下町編」「神社編」の道行きをうかがいます。
【日 程】2018年2月23日(金)
【時 間】19:00~21:00
【場 所】蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
【出 演】中沢新一
【参 加】以下のいずれかをご予約、ご購入の先着70名様がご参加いただけます。
・『アースダイバー 東京の聖地(講談社刊 1,620円/税込)』+トークイベント参加券のセット(2,500円/税込)
・イベント参加券(1,500円/税込)
【お申込】以下の方法でお申込みいただけます。
・代官山 蔦屋書店 店頭(1号館1階 人文フロア)
・お電話 03-3770-2525(人文フロア)
・オンラインストア
お申し込み、詳細はこちらからどうぞ。
・お電話 03-3770-2525(人文フロア)
・オンラインストア
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