「縄文探検隊の記録 」夢枕 獏/岡村道雄/かくまつとむ(構成)
集英社(インターナショナル新書)
2018年12月7日
新書「縄文探検隊の記録」に推薦文を寄せました。
【書籍概要】
サステナブルな社会、その暮らしと世界観。
日本の神々のルーツを縄文に求める作家と、縄文は真の理想郷だったと断言する考古学者が、縄文世界を探検する。 遺跡・遺物の最新情報から推論する合理的で豊かな暮らし、空海の密教と縄文の神々の関係、古代日本に渡来した人々の正体など、縄文研究の最先端を紹介。
縄文人が高度な知識と文明をもっていたことが解き明かされる。
【中沢新一氏推薦】
「日本の考古学は新しいステージに入っている。モノの実証研究の成果を土台に、新しい心の科学としての考古学へと、進化をとげはじめている。縄文人の心を内側から観察する。そのためには事実に根ざした想像力が必要だ。作家のヴィジョンと考古学者の科学心の出会いを実現した本書によって、考古学の進化は加速されるにちがいない。」
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