2019年12月20日

現代思想2020年1月号 特集=現代思想の総展望2020

現代思想2020年1月号 特集=現代思想の総展望2020
「『レンマ学』とは何か」中沢新一(聞き手:加藤紫苑)
2019年12月27日

『レンマ学』の基本的な立脚点から、特質、現代思想の中での意義、さらにこの先について、詳細にお話しています。



【雑誌概要】
2020年 現代思想のさらなる展開へ
震災、経済危機、ナショナリズムの台頭、環境問題など激動の2010年代を経て、私たちは今どこにいてこれからどこへ行こうとしているのか――国内外におけるさまざまな分野の思想的格闘を総括しつつ、来たる2020年代のゆくえを見通す。

定価:1400円+税
発売日:2019年12月27日
ISBN:978-4-7917-1391-2

詳細はこちら(青土社「現代思想」web)をご覧ください。

2019年12月16日

神奈川大学評論94号 鼎談「そして人類学が残る」中沢新一・小川さやか・松村圭一郎

神奈川大学評論 第94号
鼎談:中沢新一・小川さやか・松村圭一郎
「そして人類学が残る――グローバル、AI時代のなかで」
2019年11月

神奈川大学評論94号に鼎談が掲載されています。大変刺激的な対話でした。



【神奈川大学評論 第94号 概要】
ダイバーシティとそれに基づく多文化共生社会が注目され、「だれ一人取り残さない」という国連のSDGsの目標に世界は大きく動いている。一方、このような状況のなかで、多様な人間・人類の生き方と社会・文化の根源に根差した人類学や文化人類学は、どのような位置にあるのだろうか。「民俗学がやってきたこと、歴史学がやってきたこと、考古学がやってきたこと、文化人類学がやってきたことが、一つの空間の中でいろいろな道筋から集合してきてつながっているその様子を明らかにしていく、多層的、重層的な共生空間としての歴史学というのかな、そういうものが生まれるためにも文化人類学は重要ですね」(中沢氏、巻頭座談会)。「自分たち自身のルーツの多様性と普遍性みたいなものを考えることが重要だと思うんです。もちろんそこでは、歴史学や考古学との連携が必要になる」(松村氏、同前)。「AIがどんどん進化していくと、ある種のロゴス的な知性の完成形みたいなものの問題がよりクリアになっていく。そのときこそが、人類学の出番ではないかと考えたりします」(小川氏、同前)。今号では、グローバル、ダイバーシティ、AI時代に、文化人類学再考とその可能性を特集する。



詳細、ご注文はこちら(神奈川大学評論web)をご覧ください。