2021年12月26日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第36回

 『週刊現代』(講談社)2021年12月25日・2022年1月1日号
連載「今日のミトロジー」
2021年12月20日発売

 
『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第36回は「非人間性について」。どうぞご覧ください。
(次号は2022年1月4日発売(予定)です。) 

2021年12月13日

共同通信記事:ハーヴェストタイム

 共同通信:ハーヴェストタイム
「人類の「心」追い求めて」「精神の原初に迫る」など

共同通信配信のインタビュー記事、ハーヴェストタイムが全国各紙に掲載されました。「人類の「心」追い求めて」(南日本新聞)や、「精神の原初に迫る」(秋田さきがけ新報)、など各紙なりの見出しがつけられているようです。


2021年12月11日

エッセイ「丸石にやどるもの」:「道祖神しんぶん」Vol.4《道祖神リプレゼンテーション(深澤孝史)》)発行)

「丸石にやどるもの」
「道祖神しんぶん」Vol.4(道祖神リプレゼンテーション(深澤孝史)発行)
2021年12月11日発行

山梨県立美術館の「山梨アートプロジェクト2021」道祖神リプリゼンテーション(深澤孝史)の発行する「道祖神しんぶんvol.4」にエッセイを寄稿しました。
12月12日にはオンラインレクチャー「丸石の人類学」も開催されます。

こちらからお読みいただけます。


『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第35回

『週刊現代』(講談社)20211211日・18日号
連載「今日のミトロジー」
20211210日発売
 
『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
35回は「日本酒のファクターX」。どうぞご覧ください。
(次号は12月20日発売(予定)です。) 

2021年12月7日

オンラインレクチャー「丸石の人類学」:《道祖神リプレゼンテーション》「いしのまつりば」クロージングイベント

山梨県立美術館山梨アートプロジェクト」
《道祖神リプレゼンテーション》「いしのまつりば」クロージングイベント
オンラインレクチャー「丸石の人類学」


山梨県立美術館にて実施中の深澤孝史さんにアートプロジェクト《道祖神リプレゼンテーション》「いしのまつりば」クロージングイベントにオンラインレクチャーで参加します。
(一般の方の聴講には申し込みが必要です。)

【日 時】2021年12月12日(日)
【時 間】15:00~16:30
【場 所】山梨県立美術館・工房&Zoomオンライン
【講 師】中沢新一(思想家・人類学者)(Zoomオンラインでの参加)
【定 員】工房30名、Zoom100名

詳しい情報やお申し込み方法については、こちらをご覧ください。


2021年12月5日

新連載「精神の考古学」:『新潮』2022年1月号

『新潮』2022年1月号
新連載「精神の考古学」
2021年12月7日発売

『新潮』にて新連載が始まります。
 以前から使っているプロフィールの「インド・ネパールでチベット仏教を学び、帰国後、人類の思考全域を視野にいれた研究分野(精神の考古学)を構想・開拓する。」という文言は、吉本隆明さんが作成してくれたものが元になっています。その言葉に導かれながら深められてきた思索が連載の中でどのように展開されるのか、どうぞご期待ください。




定価:1,200円(税込)
発売日:2021年12月7日

詳細はこちら(新潮webからどうぞ。
Amazonのリンク先はこちらです。



2021年11月29日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第34回

 『週刊現代』(講談社)2021124日号
連載「今日のミトロジー」
20211129日発売
 
『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
34回は「第九と日本人」。どうぞご覧ください。
(次号は1210日発売(予定)です。) 

2021年11月18日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第33回

 『週刊現代』(講談社)2021年11月27日号
連載「今日のミトロジー」
2021年11月19日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第33回は「自利利多一元論」。どうぞご覧ください。
(次号は11月29日発売(予定)です。)

2021年11月11日

日本工芸産地博覧会大阪2021 カンファレンス:いのちと工芸・講演、パネルディスカッション

 日本工芸産地博覧会大阪2021
カンファレンス:いのちと工芸
基調講演「工芸と文明(仮)」
パネルディスカッション「工芸を初期化する」
2021年11月28日


日本工芸産地博覧会大阪2021 Day3 カンファレンス:いのちと工芸の講演とパネルディスカッションに参加いたします。

【日 程】2021年11月28日
【時 間】講演:12:30~13:30
     パネルディスカッション:13:40~15:10
【場 所】国立民族学博物館・みんぱくインテリジェントホール(講堂)



【概要】
日本工芸産地博覧会にて、工芸や文化について深く考えるきっかけを提供するカンファレンスを、大阪万博記念公園の国立民族学博物館内・みんぱくインテリジェントホール(講堂)にて開催いたします。テーマは"Lives & Crafts"。工芸や産地に関わる多数のゲストが登壇し、工芸、産地、いのち、いとなみについて、講演およびディスカッションを行います。
3日目である11月28日(日)のカンファレンステーマは「いのちと工芸」。映画『からむしのこえ』の上映、宗教史学者であり日本文化の深耕を牽引する中沢新一氏による基調講演やパネルディスカッションが予定されています。



【プログラム】
チケット1
10:00~11:45 映画上映 【からむしのこえ】
https://karamushinokoe.info/

チケット2
12:30~13:30 基調講演 【工芸と文明(仮)】
中沢新一 (思想家、人類学者)

13:40~15:10 パネルディスカッション 【工芸を初期化する】
パネリスト:
中沢新一 (思想家、人類学者)
分藤大翼 (「からむしのこえ」監督、信州大学 准教授)
濱崎加奈子(伝統文化プロデューサー京都府立大学准教授)
堀畑祐之 (服飾ブランドmatohuデザイナー)
関口真希子(服飾ブランドmatohuデザイナー)
司会:鞍田崇  (哲学者、明治大学准教授)


詳細・お申し込みはこちらをご覧ください。



『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第32回

『週刊現代』(講談社)2021年11月13日・20日号
連載「今日のミトロジー」
2021年11月8日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第32回は「ミニチュアの哲学」。どうぞご覧ください。
(次号は11月19日発売(予定)です。)

2021年10月27日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第31回

  『週刊現代』(講談社)2021年11月6日号
連載「今日のミトロジー」
2021年10月29日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第31回は「渋谷のハロウィン」。どうぞご覧ください。
(次号は11月8日発売(予定)です。)



2021年10月17日

『日本の古式捕鯨』(講談社学術文庫)序文・解説

 『日本の古式捕鯨』(講談社学術文庫)太地五郎作著
序文・解説「古式捕鯨の遺産(レガシー)」
2021年10月14日

講談社学術文庫より刊行された『日本の古式捕鯨』に序文、解説を寄せています。



【概要】
本書の中心は太地五郎作氏の著作『熊野太地浦捕鯨乃話』です。古式捕鯨とそれを行った人々の思考と感情を、内部から正確に観察し繊細に表現した驚異的な著作です。国際社会からの深刻な問い「日本人はなぜ捕鯨をあきらめないのか」という問いに対して、答えるための必読書です。
捕鯨には二つの側面があります。
一つは海中を泳ぐ「富」=鯨を捕らえた後、その富を貨幣へと変えるマニファクチュアの原初形態があったことです。鯨を、肉、油、髭、骨、皮などに分けて、利用しつくすための加工過程のすべてが集合し緊密に組み合わされています。
そして、二つめが鯨を捕るという行為に、組み込まれた「戦争機械」において、人間は媒介を通さず、直接的に自然の力と戦うことです。物理的な力では鯨に劣る人間が、知力をもって集団で鯨に対峙し、執拗な攻撃を加え、鯨を弱らせ、最後に羽刺と呼ばれる若者が海中に飛び込み、一騎打ちをおこないます。その戦いで鯨を仕留めることが、この戦争機械の活動の終了地点となります。
この古式捕鯨の二重構造は、とても日本的と言えるでしょう。非農業的マニファクチュアと農業型ものづくりマニファクチュアは、「半農半漁」を営んでいた海民の生活形態の二重構造と関係が深いと思われます。
以前の輝きを失った日本のものづくりは、農業的マニファクチュアを基礎として発達をとげてきたが、その方法論は、非物質的情報産業が中心の現代では通用しなくなっているのかもしれない。
日本はものづくり、産業の根本に立ち返った自己認識を必要としている。そのとき「異形のマニファクチュア」としてそのレガシーを今日に伝える、太地古式捕鯨の本質を再考することは、未来の文化再生に向けて重要な意義を持つ。本書は、過去を追慕するだけにとどまらない、未来的な意味を持っています。

【定価】968円(税込)
ISBN-104065247209
【ISBN-13】978-4065247204
【発売日】2021年10月14日

こちらからどうぞ(Amazonへリンクします)。



『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第30回

 『週刊現代』(講談社)2021年10月23日・30日合併号
連載「今日のミトロジー」
2021年10月18日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第30回は「ポストヒューマンな天皇」。どうぞご覧ください。
(次号は10月29日発売(予定)です。)

2021年10月6日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第29回

  『週刊現代』(講談社)2021年10月16日号
連載「今日のミトロジー」
2021年10月8日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第29回は「駆け落ちのゆくえ」。どうぞご覧ください。
(次号は10月18日発売(予定)です。)


2021年9月27日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第28回

  『週刊現代』(講談社)2021年10月2・9日合併号
連載「今日のミトロジー」
2021年9月27日発売


『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第28回は「エコロジーの神話(2)」。どうぞご覧ください。
(次号は10月8日発売(予定)です。)

2021年9月15日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第27回

  『週刊現代』(講談社)20219月25日号
連載「今日のミトロジー」
2021年9月17日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
27回は「エコロジーの神話(1)」。どうぞご覧ください。
(次号は9月27日発売(予定)です。)

2021年9月10日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第26回

  『週刊現代』(講談社)202194日合併号
連載「今日のミトロジー」
2021827日発売


『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
26回は「金メダルを齧る」。どうぞご覧ください。
(次号は9月17日発売(予定)です。)

2021年9月8日

朝日カルチャーセンター講座「ボンズヴェール・緑の仏教」

「中沢新一×宮崎信也 ボンズヴェール・緑の仏教
朝日カルチャーセンター新宿教室(教室・オンライン同時開催)
2021年10月28日

朝日カルチャーセンター新宿教室にて、宮崎信也さんと「ボンズベー・緑の仏教」と題した対談を行います。


【講座内容】
 仏教は独自のエコロジー思想を抱いてきたが、それは一神教的な西洋で発達したエコロジー思想とは、根本的な違いを持つ。
 ゾロアスター教に発する西洋的エコロジーでは、人間は神によって創造された環境世界の「牧人」となって、動植物を保護管理する役目を負っている、と考えられる。
 これにたいして仏教では、有情の生存は多様で、有情ごとに異なる環境世界が、同じ場所に現出している。そのすべての有情を法界に内蔵される慈悲という共感力が包み込んでいる。
 人間はその慈悲の力を最大限に発揮して、相互依存しあう有情の生存を守り慈しむのである。
 仏教エコロジーの根本は「縁起」思想にある。「創造」思想ではなく「縁起」思想に基づく仏教的なエコロジー思想と実践を立ち上げることが、この講座のめざすところである。

【日 時】2021年10月28日(木)
【時 間】19:00~20:30
【場 所】朝日カルチャーセンター新宿教室・オンライン同時開催
【受講料】会員 3,740円 
     一般 4,840円
【講 師】人類学者・思想家 中沢新一
     高野山真言宗・般若院住職 宮崎信也 先生

詳しい情報やお申し込み方法については、こちらをご覧ください。

2021年8月25日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第25回

『週刊現代』(講談社)202194日合併号
連載「今日のミトロジー」
2021827日発売


『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
25回は「怪談の夏」。どうぞご覧ください。
(次号は96日発売(予定)です。)


2021年8月24日

中村桂子コレクション第7巻『生る 宮沢賢治で生命誌を読む』月報「籠を編む人」

 中村桂子コレクション・いのち愛づる生命誌(全8巻)
第7巻『生る 宮沢賢治で生命誌を読む』藤原書店
月報「籠を編む人」中沢新一
8月27日発売予定

藤原書店より刊行されている中村桂子コレクション第7巻の月報に寄稿しました。

【内容紹介】
著者渾身の書下ろし250枚を中心に構成! 宮沢賢治の宇宙と“生命誌”が響き合う!
「土神ときつね」「セロ弾きのゴーシュ」「なめとこ山の熊」「植物医師」……自然を“物語る”天才、宮沢賢治の作品群は、“生きているを見つめ、生きるを考える”生命誌(バイオヒストリー)とぴったり重なる。環境、人口、災害、技術など様々な問題を抱え、転換点を迎えるこの社会の、“いのちを中心にした”新しいあり方を考えるため、著者渾身のメッセージ!!
[解説]田中優子 [往復書簡]若松英輔 
[月報]今福龍太/小森陽一/佐藤勝彦/中沢新一

【定価】2,420円(税込)
【ISBN-13】9784865783223
【発売日】2021.8.27

2021年8月13日

書籍『A sense of Rita Dialogue with TAKESHI KOBAYASHI』小林武史対談集

 書籍『A sense of Rita Dialogue with TAKESHI KOBAYASHI』小林武史対談集
Chapter15「生命の営みの本質は「ギフト」」
2021年8月11日

音楽家・小林武史さんの対談集にて、対談「生命の営みの本質は「ギフト」」が収録されています。


 
【概要】
ap bankkurkku (クルック)、Reborn-Art Festival——
音楽家・小林武史が20年におよぶ未来への取り組みを経てたどり着いた「利他と流動性」というキーワード。本書は「Reborn-Art Festival 2021-22」のメインテーマでもあるこの「利他と流動性」を巡り、小林が各界の第一線で活躍する15名をゲストに迎えて語り合った言葉の記録です。
 
環境破壊や気候変動による自然災害、パンデミック、差別など様々な問題が複雑に絡み合っている今だからこそ向き合うべき課題を浮き彫りにするとともに、真に「持続可能な社会」へ向けた手がかりとして、個々が「利他のセンス」を育んでいくためのヒントを対話を通じて提示しています。
 
Reborn-Art Festival 2021-22の旧観慶丸商店インフォメーションのオフィシャルグッズ売り場にて先行販売され、後日オンラインショップでもお求めいただけます。


『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第24回

  『週刊現代』(講談社)2021年8月21日・28日合併号
連載「今日のミトロジー」
2021年8月16日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第24回は「スケートボードのポエジー」。どうぞご覧ください。
(次号は8月27日発売(予定)です。)

2021年8月5日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第23回

  『週刊現代』(講談社)2021年8月7・14日合併号
連載「今日のミトロジー」
2021年8月6日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第23回は「愛のニルヴァーナ」。『愛の不時着』にみるラブストーリーの神話性、どうぞご覧ください。
(次号は8月16日発売(予定)です。)

2021年7月23日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第22回

  『週刊現代』(講談社)2021年7月31日号
連載「今日のミトロジー」
2021年7月27日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第22回は「熱海の龍」。どうぞご覧ください。
(次号は8月6日発売(予定)です。)

2021年7月21日

音声コンテンツ「『怪奇大作戦』調査ファイル」#2

 TSUBURAYA IMAGINATION
音声コンテンツ「『怪奇大作戦』調査ファイル」#2
2021年7月12日公開

円谷プロダクションによるwebコンテンツTSUBURAYA IMAGINATIONにて、語り下ろしの音声コンテンツをお楽しみいただけます。今回は、時代背景についての後半。エピソードの端々にあらわれる反骨精神と新しい表現への挑戦。それは世界的な激動の流れでもありました。日本においては学生運動という形でも現れたその感性に、『怪奇大作戦』はどのように取り組んでいったのか。ぜひお聞きください。(ご視聴にはプレミアム会員登録が必要です。)



山梨県誕生150周年お祝いメッセージ

 山梨県150年記念特設サイト
これまでの山梨、これからの山梨に想いを馳せて
お祝いメッセージ

山梨県の誕生150年を記念して、お祝いメッセージを寄せました。
こちらの特設サイトでご覧いただけます。

2021年7月14日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第21回

  『週刊現代』(講談社)2021年7月24日号
連載「今日のミトロジー」
2021年7月16日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第21回は「権力者と動物」。どうぞご覧ください。
(次号は7月27日発売(予定)です。)

2021年7月12日

藤沢周さんによる書評『アースダイバー 神社編』

『アースダイバー 神社編』書評
「聖地に潜む潮のリズム 」
藤沢周(作家)
東京新聞(中日新聞)2021年7月11日号 掲載

作家・藤沢周さんによる書評が「東京新聞」2021年7月11日号に掲載されました。

こちらからもお読みいただけます。


2021年7月7日

角幡唯介さんによる書評『アースダイバー 神社編』

『アースダイバー 神社編』書評
「歴史を解読し、紡がれる原日本人の壮大な物語」
角幡唯介(探検家・ノンフィクション作家)
週刊新潮2021年7月1日号 掲載

探検家・ノンフィクション作家の 角幡唯介さんによる書評が「週刊新潮」2021年7月1日号に掲載されました。

こちらからもお読みいただけます。

2021年7月3日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第20回

 『週刊現代』(講談社)2021710日・17日合併号
連載「今日のミトロジー」
202175日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
20回は「近代オリンピックの終焉」。
この号には伊東豊雄さんによる書評、『アースダイバー神社編』の書評も掲載されています。
どうぞご覧ください。
(次号は716日発売(予定)です。)



2021年6月25日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第19回

 『週刊現代』(講談社)202173日号
連載「今日のミトロジー」
20216月28日発売


『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
19回は「シャリヴァリの現在」。人類学的習俗から歳の差婚を考えます。どうぞご覧ください。
(次号は75日発売(予定)です。)


2021年6月23日

『あゆみ-南方熊楠賞第30回記念記録集』

『あゆみ-南方熊楠賞第30回記念記録集』
20213月発行

 
2016年に受賞した南方熊楠賞の記念講演集が発行されました。
中沢の受賞コメントと記念講演「粘菌と華厳」も掲載されています。



詳細はこちらからご覧いただけます。
 

【概要】

田辺市と南方熊楠顕彰会では、2020年度に第30回南方熊楠賞を開催し、このたび、南方熊楠賞の記録を後世に残す記念誌『あゆみ-南方熊楠賞第30回記念記録集』を発行いたしました。
今回の記念誌では、第21回から30回の受賞記念講演等を収録しています。

 
【サイズ】 B5
【総ページ数】 172ページ+表紙(カバー付き)
【内容】
 発行挨拶、寄稿
 南方熊楠、南方熊楠顕彰事業、南方熊楠賞について
 第2130回南方熊楠賞の記録
 ※受賞者略歴、受賞コメント、選考報告、受賞記念講演を収録
【発行者】南方熊楠顕彰会
【発行日】2021331
【価格】2,000円(別途送料310円)


2021年6月20日

『ZEAMI─中世の芸術と文化05』森話社

『ZEAMI──中世の芸術と文化05』
能「当麻」をめぐって 中沢新一×松岡心平
 2021621


【内容紹介】
能と中世文化を探求する論集。今回は世阿弥作の作品を中心に、興行の政治性、能の起源や身体論など、さまざまな角度から検討を加える。

目次
渡辺 保  「芸」について
小林康夫  秋よ友よ──「姨捨」をシネマ風に

〈Ⅱ 対談〉
中沢新一×松岡心平 能「当麻」をめぐって

〈Ⅲ 論文〉
松岡心平  一条竹鼻勧進猿楽と世阿弥
沖本幸子  〈翁〉生成の磁場──方堅・乱拍子・摩多羅神
横山太郎  ハタラキ考──世阿弥以前の能における鬼の身体
竹内晶子 能「箱崎」考──本説の検討と諸本系統図作成を通して
倉持長子 能「雲雀山」のトポス──大和・紀伊の境界をめぐって
荒武裕一郎 歌うこと、旅すること──『西行物語』について


【定価】2,750円(税込)
ISBN978-4-86405-159-0
【発売日】2021.6.21

2021年6月16日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第18回

  『週刊現代』(講談社)20216月26日号
連載「今日のミトロジー」
2021年6月18日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
18回は「宇宙犬ライカ」。どうぞご覧ください。
(次号は6月28日発売(予定)です。)

ライカ犬を主題にしたドキュメンタリー映画『犬は歌わない』も併せてどうぞ。





2021年6月4日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第17回

 『週刊現代』(講談社)20216月12日・19日合併号
連載「今日のミトロジー」
2021年6月7日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
17回は「気象予報士の時代」。どうぞご覧ください。
(次号は6月18日発売(予定)です。)

2021年5月26日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第16回

『週刊現代』(講談社)202165日号
連載「今日のミトロジー」
2021528日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
16回は「成長のミトロジー」。ビル・ゲイツ氏の離婚劇に見る「成長神話」の源泉とは。どうぞご覧ください。
(次号は6月7日発売(予定)です。)

2021年5月17日

TSUBURAYA IMAGINATION:音声コンテンツ「『怪奇大作戦』調査ファイル」

TSUBURAYA IMAGINATION
音声コンテンツ「『怪奇大作戦』調査ファイル」
2021年5月17日公開



【概要】
TSUBURAYAGALAXYで連載していたウルトラマンシリーズと日本人の深いつながりを紐解く、中沢新一さんの論評「日本人とウルトラマン」。この連載の60年代作品の総決算として、新たに『怪奇大作戦』として論評テーマに据え、音声コンテンツとしてリニューアル! 今、『怪奇大作戦』を改めて知らなくてはならない時代が来た!? 現代社会にもリンクする『怪奇大作戦』の奥底に迫る。

TSUBURAYA IMAGINATION (m-78.jp)

初回はスタンダード会員(月額500円)登録にてお聞きいただけます。


2021年5月16日

小田龍哉『ニニフニ 南方熊楠と土宜法龍の複数論理思考』帯文

 小田龍哉『ニニフニ 南方熊楠と土宜法龍の複数論理思考』(左右社)
帯文
2021年4月12日発売

2021年4月12日発売の『ニニフニ 南方熊楠と土宜法龍の複数論理思考』(小田龍哉著)に帯文を寄せています。


詳細はこちら(左右社のサイト)をご覧ください。


『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第15回

 『週刊現代』(講談社)2021年5月22・29日号
連載「今日のミトロジー」
2021年5月17日発売


『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第15回は「ドンファンの死」。どうぞご覧ください。
(次号は5月28日発売(予定)です。)


2021年5月10日

SONY 「DESIGN VISION」リサーチレポート:インタビュー

SONY DESIGN VISION
「DESIGN VISION」リサーチレポート
インタビュー掲載

「DESIGN VISION」2020内に掲載されたインタビューがwebでもお読みいただけるようになりました。
こちらからどうぞ。


【概要】
世の中の先行きを予見し、未来の方向性を考えるソニー独自のデザインリサーチプロジェクト「DESIGN VISION」。クリエイティブセンターのデザイナー自らがリサーチやインタビューを行い、分析や提言につなげる取り組みです。
世界が新型コロナウイルス危機に覆われた2020年の「DESIGN VISION」。そのリサーチレポートから、思想家・人類学者の中沢新一氏のインタビュー記事を転載します。



2021年5月9日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第14回

『週刊現代』(講談社)2021年5月15日号
連載「今日のミトロジー」
2021年5月7日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第14回は「大穴持神(オオナモチ)の復活」。どうぞご覧ください。
(次号は5月17日発売(予定)です。)


2021年4月25日

中央公論【新刊この一冊】書評

書評『農の原理の史的研究─「農学栄えて農業亡ぶ」再考』藤原辰史著 評者:中沢新一
中央公論2021年5月号【新刊この一冊】
2021年4月9日


藤原辰史著『農の原理の史的研究─「農学栄えて農業亡ぶ」再考』の書評が『中央公論』5月号に掲載されました。

こちらからもお読みいただけます。



2021年4月22日

書籍『アースダイバー 神社編』(講談社)中沢新一

『アースダイバー 神社編』(講談社)中沢新一
2021年4月22日刊行

アースダイバーの新境地!
神社という日本の聖地には、人間の精神の秘密にかかわる多くの謎が、ほとんど手つかずのままに残されている。




Amazonほか、全国の書店でお求めいただけます。


内容紹介
人気シリーズ「アースダイバー」が、いよいよその関心の中心である、神社を取り上げます。
生命にとっての普遍的聖地に加えて、ホモサピエンス・サピエンスにとっての聖地、そして古代の日本列島に居住した縄文系と弥生系(倭人系)にとっての聖地(のちの神社)の心的・歴史的な構造を探っていきます。
主な取扱い神社は、以下の通りです。
大日霊貴神社(鹿角大日堂) 諏訪神社 三輪神社 出雲大社 和多津見(海神)神社 志賀島神社 穂高神社 伊勢神宮などなど。
神社に残された祭儀に秘められた思考を遡っていくと、アメリカ先住民、アジアの少数民族、ネパール、東南アジアなどとの深つながりが明らかになります。
また、同時にこの列島に数万年にわたって繰り広げれてきた、われわれの祖先の前宗教的・宗教的思考の根源とその展開が解明されていきます。
山とは、海とは、蛇とは、太陽とは……。
歴史の無意識の奥にしまいこまれた記憶を甦らせる魂の冒険へ、いざ。

目次
プロローグ 犬の聖地

第一部 聖地の三つの層
第一章 人間の聖地
第二章 縄文原論
第三章 倭人の神道

第二部 縄文系神社

第四章 大日霊貴神社(鹿角大日堂)
 東北の続縄文 地名起源伝説
 太陽神の聖地に建つ大日堂
第五章 諏訪神社
 縄文の「王国」 蛇から王へ
 御柱祭りの意味
第六章 三輪神社
 ナラの原像 血と酒の蛇
 蛇と鑑の確執
第七章 出雲大社
 蛇 タマ
 神話の建築

第三部 海民系神社

第八章 対馬神道
 はじまりの島 ムスビの神
 渚の神話学
第九章 アヅミ族の足跡
 海の民の末裔 日本海ルート
 太平洋ルート 
第十章 伊勢湾の海民たち
 太陽の道 海人と鳥

エピローグ 伊勢神宮と新層の誕生


出版社:講談社
価格:2,420円
ISBN-10:406521775X
ISBN-13:978-4065217757

こちらからどうぞ。(Amazonへリンクします)

2021年4月20日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第13回

『週刊現代』(講談社)2021年5月1・8日合併号
連載「今日のミトロジー」
2021年4月26日発売


『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第13回は「フィリップ殿下」。どうぞご覧ください。
(次号は5月7日発売(予定)です。)

2021年4月18日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第12回

『週刊現代』(講談社)2021年4月24日号
連載「今日のミトロジー」
2021年4月16日発売


『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第12回は「古墳と宝塚歌劇団」。どうぞご覧ください。
(次号は4月26日発売(予定)です。)


2021年4月4日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第11回

『週刊現代』(講談社)2021年4月10・17日合併号
連載「今日のミトロジー」
2021年4月5日発売


『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第11回は「ベイブVSオリンピッグ」。どうぞご覧ください。
(次号は4月16日発売(予定)です。)

2021年3月26日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第10回

『週刊現代』(講談社)2021年4月3日号
連載「今日のミトロジー」
2021年3月26日発売

『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第10回は「花郎(ファラン)BTS」。どうぞご覧ください。
(次号は4月5日発売(予定)です。)




2021年3月22日

「名著のツボ」第100回 折口信夫『死者の書』

  週刊文春 2021年3月25日号
「名著のツボ」石井千湖
第100回 折口信夫『死者の書』

石井千湖さんの連載にて、折口信夫『死者の書』についてお話しています。




2021年3月18日

竹中工務店季刊誌『approach』

竹中工務店季刊誌『approach』
「祈りの空間」中沢新一
2021年春号

竹中工務店の広報誌『approach』に寄稿しました。
こちらからweb版をお読みいただけます。


2021年3月13日

「名著のツボ」第199回 柳田國男『遠野物語』

 週刊文春 2021年3月18日号
「名著のツボ」石井千湖
第99回 柳田國男『遠野物語』

石井千湖さんの連載にて、柳田國男『遠野物語』についてお話しています。




『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第9回

『週刊現代』(講談社)2021年3月20日号
連載「今日のミトロジー」
2021年3月15日発売


『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第9回は「接待と会食」。どうぞご覧ください。
(次号は3月26日発売(予定)です。)

2021年3月10日

朝日新聞2021年3月10日夕刊

 朝日新聞 2021年3月10日夕刊「考える」
震災10年、変われぬ日本の希望は 中沢新一さんに聞く

朝日新聞3月10日夕刊にインタビューが掲載されます。

こちらからもお読みいただけます。
(会員登録、ログインが必要です。)

2021年3月3日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第8回

『週刊現代』(講談社)2021年3月13日号
連載「今日のミトロジー」
2021年3月5日発売


『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第8回は「天使のジェンダー」。どうぞご覧ください。
(次号は3月15日発売(予定)です。)



2021年2月21日

『週刊現代』連載「今日のミトロジー」第7回

 『週刊現代』(講談社)2021年2月27日・3月6日合併号
連載「今日のミトロジー」
2021年2月22日発売


『週刊現代』にて連載の「今日のミトロジー」。
神話に代表される人類の知恵を用いて現代の事象を読み解きます。
第7回は「オタマトーンの武勲」。どうぞご覧ください。
(次号は3月5日発売(予定)です。)




2021年2月18日

オンライン・シンポジウム「「翁」の発生と思想」

 日本博皇居外苑特別公演「祈りのかたち」関連企画
翁プロジェクト オンライン・シンポジウム 2021年に「翁」を考える2
「「翁」の発生と思想」
2021年2月19日(金) 19:00〜20:30 

オンラインイベントに登壇いたします。「翁プロジェクト」公式Youtubeチャンネルにて無料でご覧いただけます。


【日 程】2021年2月19日(金)
【時 間】19:00〜20:30 
【場 所】オンライン(「翁プロジェクト」公式Youtubeチャンネル
【参加費】無料
【出 演】
松岡心平(能楽研究者、東京大学名誉教授)
中沢新一(思想家・人類学者、明治大学 野生の科学研究所 所長)
沖本幸子(日本文学・芸能研究者、東京大学准教授)

【概要】
多くの謎に満ちながらも、中世以来、今日まで大事に受け継がれてきた能楽「翁」は、芸能・文化の点から重要であるだけでなく、新型コロナウィルスをはじめ、今日の様々な問題を解くヒントを秘めています。
翁プロジェクトは、公演と展覧会を通して、「翁」を現代の視点からいま一度見直し、世界に発信してゆくものです。

2021年3月12日、日本博皇居外苑特別公演「祈りのかたち」(文化庁、環境省、日本芸術文化振興会主催)におきまして、26世観世宗家・観世清和氏による「翁」の公演がございます。
本イベントでは、この「翁」公演にさきがけ、能楽研究の第一人者である松岡心平氏、日本の思想界を牽引してきた中沢新一氏、日本芸能について画期的な研究を発信する沖本幸子氏の三者を迎え、「翁」について、その発生の過程と思想的な意義をさまざまな切り口から議論して頂きます。



*アーカイブ配信も予定しています
詳細は、翁プロジェクトWEBサイトhttps://www.okina-pj.com)をご覧ください。


2021年2月17日

遠山孝之『褪せた地図 FADED MAP America on the back roads』

遠山孝之『褪せた地図 FADED MAP America on the back roads』 
「遠山孝之写真集『褪せた地図』に寄せて」
2020年12月1日刊行

書籍『丸石神』(1980年)にて、写真をご担当された遠山孝之さんの写真集に(エッセイのような)書評を寄せました。こちらからもお読みいただけます(全3回、順次公開予定)。



【内容紹介】
「2010年以降に写したもの、主にここ数年のうちに撮影したものを収録しました。
『今のアメリカ』といってもおかしくないと思います。
私はアメリカのカントリーミュージックが好きで、現地で聞くとなんともいえない気持ちになります。
昔、映画で観たような光景がそこにある。風がそよぐようにして生まれた音楽。
その時々の自分の気持ちだけで、ただシャッターを切りました。
それらが集まったのが『褪せた地図』です。」
遠山孝之 

【定価】3,600円(税別)
【ISBN】978-4-910029-99-3
【発売日】2020.12.1