2024年6月1日

【イベント&オンライン配信(Zoom)】『構造の奥』(講談社)刊行記念 中沢新一さんトークショー「未知のレヴィ=ストロース」

『構造の奥』(講談社)刊行記念 
中沢新一さんトークショー「未知のレヴィ=ストロース」
2024年 06月26日(水)19:00〜
蔦屋書店3号館 2階 イベントスペース/ZOOM配信

代官山の蔦屋書店にて、『構造の奥』刊行記念イベントが開催されます。



【日 程】2024年6月26日(水)
【時 間】19:00~20:30(15分前より入場/接続可能です)
【場 所】蔦屋書店3号館 2階 イベントスペース/ZOOM配信
【申込み】DAIKANYAMA T-SITE イベントページ
【入場料】・来店参加2,000円/税込 学割:1,800円/税込、 書籍セット:3,480円(税込)
     ・オンライン参加/1,500円/税込 書籍セット:セット 3,480円(送料・税込)
【定 員】現地参加:65名 オンライン参加:400名

【概 要】
2024年、人類精神の探究を続けてきた中沢新一さんが、自らの思考のルーツをテーマにした書、『構造の奥 レヴィ=ストロース論』(講談社)と『精神の考古学』(新潮社)の2冊を立て続けに刊行しました。 『構造の奥 レヴィ=ストロース論』は、レヴィ=ストロースとの邂逅から半世紀以上の時を超えて、著者が人類学の巨人から受けたインパクトと自らの知的・精神的体験を統合して、書き上げた小さいながらも壮大な書です。

仏教とレヴィ=ストロースの知られざる接点を読み解き、贈与論に新次元を開く“アインシュタイン”的な革新の可能性を探ります。
そして、『アースダイバー』に想像力を吹き込んだ『アスディワル武勲詩』の世界。日本とアメリカ大陸北西海岸における、地震をめぐる神話的思考の驚くべき相関性に驚くことになります。

今回のトークショーでは、本書をめぐり中沢さんにお話しいただきます。
イベント終了後はサイン会も予定しております。ぜひご参加ください。

2024年5月6日

映画『倭文(しづり)―旅するカジの木』上映記念トークイベント(DOMMUNE)

 映画『倭文(しづり)―旅するカジの木』
上映記念トークイベント
Visual Folklore Presents「第二の皮膚 衣の力」〜海の道に衣装の根源を追う
DOMMUNE
出演:北村皆雄、中沢新一、佐藤弘夫、近衛はな、麿赤兒、コムアイ、映画出演者ほか
2022年5月7日 19:00~

北村皆雄監督の映画映画『倭文(しづり)―旅するカジの木』公開に伴い、
DOMMUNEで開催されるトークイベントに登壇します。(イベントは24時まで開催されますが、中沢の登壇は19:00から20:30までの予定です。)


【出演】
北村皆雄、中沢新一、佐藤弘夫、近衛はな、麿赤兒、コムアイ、山口源兵衛、石川文江、西川はるえ、妹尾直子、大小島真木、辻陽介、渥美幸裕、小濵明人、小山豊、柿木原こう、髙橋由佳、TEA YOUNG DAY
●演奏:渥美幸裕(ギター)、小濱明人(尺八)、小山豊(三味線)、柿木原こう(箏)、神央(DJ)
●舞踊:髙橋由佳(バリ舞踊ダンサー)

会場の参加につきましては、こちら(DOMMUNEのサイト)の詳細をご覧ください。

■映画「倭文(しづり) 旅するカジの木」の公開にあたり、超豪華メンバーが集結。「衣」について語り合う

第一部では刺激的な論考で境界に切り込む文化人類学者 中沢新一と宗教思想界をリードする佐藤弘夫が本作監督 北村皆雄と熱く語る。
第二部では舞踏会のゴッドファーザー麿赤兒が登場。コムアイがメキシコより特別生中継!画家 大小島真木はマヤ文明の地から樹皮布を紹介。ユニットを組む辻陽介が全身入墨を披露!「衣」とどう切り結ぶ!?
帯匠 山口源兵衛、染織家 石川文江、西川はるえ、妹尾直子が幻の織物 倭文(しづり)を創造的復元!ドミューンにて初公開。
第三部では、邦楽2.0の活動を通し、日本の伝統音楽に新たな風を吹き込む渥美幸裕がギターで参戦。尺八 小濵明人、三味線 小山豊、箏 柿木原こうとともに、映画倭文のためのオリジナル曲を生演奏。それに合わせて舞踊家 髙橋由佳がカジの木の精となって舞い踊る。
最後にはDJ TEA YOUNG DAYが登場。踊らずにはいられない!

2024年4月14日

対談 中沢新一+吉本ばなな:『新潮』2024年5月号

対談:中沢新一+吉本ばなな
「吉本隆明から託された『精神の考古学』
『新潮』2024年5月号
2024年4月6日発売

吉本ばななさんとの対談が『新潮』に掲載されています。実は吉本隆明さんと中沢の父、中沢厚さんには微かなご縁がありました。そんな話も語っています。



定価:1,200円(税込)
発売日:2024年4月6日

詳細はこちら(新潮webからどうぞ。
Amazonのリンク先はこちらです。

2024年4月5日

書籍『構造の奥 レヴィ=ストロース論』講談社選書メチエ

書籍『構造の奥 レヴィ=ストロース論』(講談社)
中沢新一
2024年4月11日刊行

構想じつに40年。全編書き下ろしのレヴィ=ストロース論、刊行です。





【出版社】講談社
【刊行年月日】2024年4月11日
【ISBN】 ISBN-10 ‏ : ‎ 4065352487  ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4065352489
【定価】1,980円(税込)

「構造主義」は終わらない。「構造」が秘めた本当の「力」を解き明かし、その潜勢力を新展開させる決定版!
仏教と構造主義そして真のマルクス主義に通底する「二元論の超克」は、革命的な人文「科学」を生み出す思考となりうるはずだ。新しい「構造主義」の可能性を著者は丁寧に取り出す。
もう一つの人類学の可能性は、夭折した弟子のリュシアン・セバーグの中にもあった。師レヴィ=ストロースと若き研究者は、南米インディオの神話の構造分析に取り組んだ。マルクス主義をベースにした「構造主義」が創始された時に起こった師弟関係の美しくも悲しい物語。記号学的な枠組みを超えて、人間科学の「プロレタリア」としての人類学の使命を読み解いていく。
さて、「構造」をレヴィ=ストロースはこのように認識している。
「双分制の明白な諸形態を、その真の本性は、別のはるかに複雑な構造が表面的にゆがんであらわれたものとして扱ったほうがよいのではないかということであった」
人類の思考は実は複雑なものなのだ。二元論と三元論が、動的に組み合わされて、さまざまな神話や事象が生み出される過程を解読することで見えてくる人類学とは、いかなるものなのか?
「構造」の「奥(heart)」へと至る道を示す「人類学」の道標である。

【目次】
プロローグ 革命的科学

第一章 構造主義の仏教的起源
レヴィ=ストロースと仏教/仏教の中の構造主義/構造主義の中の仏教

第二章 リュシアン・セバーク小伝
高等研究院での出会い/新しい神話研究/変換の論理/神話の公式/『神話論理』の朝/プエブロ神話学へ/アチェ族の夢分析/『マルクス主義と構造主義』/悲劇的な死

第三章 構造の奥
双分制/レヴィ=ストロースの弁証法/互酬性の謎/重力論と贈与論/フランス啓蒙主義/人間科学のアインシュタイン/対称性のほうへ

第四章 仮面の道の彼方へ
1
地震多発地帯/ブリティッシュ・コロンビアのレヴィ=ストロース/カミナリ鳥・クジ・ナマズラ/スワイフエ仮面/ゾノクワ鬼女
2
剣とナマズ/ゾノクワと山姥/山の神の影/ポトラッチと市/仮面の道は続く

エピローグ

2024年3月25日

NHK「にっぽん百低山 ほろ酔いで語ろう!低山の魅力~日本人と低山~」

「にっぽん百低山 ほろ酔いで語ろう!
低山の魅力~日本人と低山~」
総合 3/27(水)午後0時20分(23分)
BS 4/3(水)午後9時30分(29分)

NHK「にっぽん百低山 ほろ酔いで語ろう!低山の魅力~日本人と低山~」に出演いたします。吉田類さんと低山の魅力について語り合います。

ぜひご覧ください。


吉田類さんと各界の著名人が低山の魅力について語り合うスペシャル企画。今回のお相手は、人類学者の中沢新一さん。低山に秘められた日本文化のルーツとは?

これまで80の低山を紹介してきた「にっぽん百低山」。放送を振り返りながら「低山の魅力」について語り合うスペシャル番組。今回のゲストは、自身も番組のファンだという人類学者の中沢新一さん。低山に秘められた古代日本人の痕跡とは?低山に様々な神がまつられる訳とは?山から下りてくる“鬼”の正体とは?そして山が禁忌の場所として怖れられてきた理由とは?低山を紐解けば、日本の文化の深層が見えてくる!




2024年3月24日

一般社団法人山王教育研究所 セミナー「『精神の考古学』と心理療法」

 一般社団法人山王教育研究所
『精神の考古学』と心理療法
講師:中沢新一(思想家・人類学者)、河合俊雄(一般社団法人山王教育研究所顧問)

心理臨床家及び心理臨床に関心をもつ人々による山王教育研究所のセミナーで、河合俊雄先生との対談が開催されます。

【日 程】2024年4月14日(日)
【時 間】13:30~17:00
【受講資格】 どなたでもご参加いただけます
【場 所】 会場出席(ビジョンセンター品川)/オンライン(zoom)※オンラインの場合は音声での発言はできません。
【料 金】3,300円(税込)
【定 員】100名(会場)
【申込み】
 一般社団法人山王教育研究所 ワークショップページより

2024年3月16日

明治大学リバティアカデミー講座「野生の教養」中沢新一×岩野卓司

明治大学リバティアカデミー講座「野生の教養」
中沢新一×岩野卓司
2024年6月29日 (土)

明治大学リバティアカデミー講座で岩野卓司さんと対談します。


【日 程】2024年6月29日 (土)
【時 間】16:00~17:30 
【場 所】明治大学リバティアカデミーとオンラインでのハイブリッド開催(お申し込みの際に選択が必要です)
【料 金】2,200円(税込)
【定 員】90名
【申込み】明治大学リバティアカデミー


現代社会では私たちは飼いならされた思考に慣れてしまっている。だからこそ、野生が見直されている。そもそも野生は、原始時代やアフリカのジャングルに特有なものではない。それは私たちの日常に潜んでいるのだ。思想家・中沢新一は、ポケモンなどのアニメのキャラクターやゲームなどに野生を認めている。慣れ親んだ日常を違った角度から眺めてみただけで、私たちは野生に出会う驚きを体験する。一方、教養は現代社会では失われつつある。戦前や戦後を支えた教養主義は時代遅れのものとなり、新しい教養が叫ばれているが、その内実は見えてはいない。たから、教養を一見すると無関係な「野生」と結びつけたら、今までにない教養のあり方が見えてくるのではないだろうか。前回、大好評だった「野生の教養」講義の続編。
野生とは何か?教養とは何か?贈与、交換、供犠、宗教性などのテーマを通して、現代における野生と教養について考えます。モース、バタイユ、レヴィ=ストロースについても言及する予定。

2024年3月12日

東京新聞(中日新聞)歴史家の網野善彦さん没後20年

東京新聞
2024年3月8日夕刊
歴史家の網野善彦さん没後20年 民衆の自由と平和を模索 
おいの人類学者・中沢新一さん「未来像への視野 今こそ評価」

東京新聞に網野善彦さんについてのインタビュー記事が掲載されました。


リアルサウンド ブック 『精神の考古学』インタビュー記事

 リアルサウンド ブック インタビュー記事
中沢新一 40年越しの大作
『精神の考古学』完成までの道程「吉本隆明さんとの合作という気持ちもある」

リアルサウンドにてオンライン記事が公開されました。
新刊『精神の考古学』について詳しくお話ししています。




2024年2月17日

『精神の考古学』刊行記念 中沢新一トークイベント+サイン会

『精神の考古学』刊行記念
中沢新一トークイベント+サイン会
2024年3月24日(日)
青山ブックセンター本店

『精神の考古学』(新潮社)の刊行を記念してトークイベント+サイン会が開催されます。


【日 程】2024年3月24日 (日)
【時 間】17:00〜18:30(16:30開場) 
【場 所】青山ブックセンター本店(大教室)
【料 金】1,540円(税込)
【定 員】90名




中沢新一さんの最新刊『精神の考古学』の刊行を記念し、トークイベント&サイン会を開催いたします。

中沢さんが40年間冷凍保存してきたという、今の日本に必要な「精神」への考察――中沢人類学の原点にして集大成となる一冊がついに完成しました。自ら「あの修業から40年、やっと書けるようになった」と述懐する内容は、全てが貨幣価値に置き換えられる、お金になるかどうかばかりが重視される資本主義全盛の今だからこそ、必要だと中沢さんは問い直します。

「いまから四十数年前、私は一人でネパールにでかけて、その地でひっそりと難民の暮らしを送っていたチベット人のラマ(先生)のもとで、「ゾクチェン」という古代から秘密裡に伝えられてきた精神の教えを学び始めた。そこには私の予想をはるかに超える精神文化の富が秘蔵されていた――。」(「まえがき」より)

遠い過去の時代に、人間はどのような心を持ち、なにを考えていたのか。それを知るには、まだそれが残っている現場に身を置くことだ――若き人類学者・中沢新一は秘教の地へと向かいます。意識でも無意識でもない「精神そのもの」に触れるために。恩師ケツン先生から得た知恵は、やがて独自の思想の構築へとつながり、著者を「精神そのもの」へと導いていくのです。

なぜ今この探究が日本で必要なのか。そこを今回、中沢さんにお話しいただきます。

月刊文芸誌『新潮』連載時の担当編集者が聞き手を務めます。

※トークショーの後にサイン会を行いますので、事前購入、もしくは当日店頭にて購入された書籍をご持参ください。

2024年2月13日

書籍『精神の考古学』(新潮社)

書籍『精神の考古学』(新潮社)
中沢新一
2024年2月15日刊行!



青年時代の稀有な冒険を通して、人類の心の「普遍的構造」を伝える集大成、『精神の考古学』を2月15日に新潮社より刊行いたします。
遠い過去の時代に、人間はどのような心を持ち、なにを考えていたのか。それを知るには、まだそれが残っている現場に身を置くことだ――若き人類学者・中沢新一は秘教の地へと向かう。意識でも無意識でもない「精神そのもの」に触れるために。恩師ケツン先生から得た知恵は、やがて独自の思想の構築へとつながり、中沢を「精神そのもの」へと導いていく。

「いまから四十数年前、私は一人でネパールにでかけて、その地でひっそりと難民の暮らしを送っていたチベット人のラマ(先生)のもとで、「ゾクチェン」という古代から秘密裡に伝えられてきた精神の教えを学び始めた。そこには私の予想をはるかに超える精神文化の富が秘蔵されていた――。」(「まえがき」より)

雑誌『新潮』12回の連載にあらたに書き下ろしを収録した一冊です。
人生を賭けた冒険の書にご期待ください。

【出版社】新潮社
【刊行年月日】2024年2月15日
【ISBN】978-4-10-365903-7
【定価】2,700円(税込)



2024年1月18日

山梨県立図書館:中沢新一氏講演会&金田一秀穂館長とのトークショー

 山梨県立図書館
やまなし読書活動促進事業
中沢新一氏講演会&金田一秀穂館長とのトークショー
2024年2月23日(金・祝)
山梨県立図書館一階イベントスペース またはオンライン


【日 時】2024年2月23日(金・祝)
【時 間】14:00~
【会 場】山梨県立図書館一階イベントスペース またはオンライン配信
【参加費】無料(要申込み)

【お申込み】
<会場で観覧される方(定員 300 名)> 
①電話 ②ウエブフォーム ③県立図書館カウンターのいずれかでお申し込みください。 

① 電話(TEL:055-255-1040)
③ 県立図書館カウンターへお申し出ください。

<Zoom で視聴される方>