中沢新一×出口顕氏×近藤宏氏「神話に潜む対称性の知性」
明治大学野生の科学研究所
2016年1月24日開催
2016年1月24日に明治大学野生の科学研究所で開催される公開研究会「「対称性」の扉を開く」第3回にて、島根大学法文学部教授の出口顕さん、国立民族学博物館外来研究員、立命館大学非常勤講師の近藤宏さんとの対談が行われます。
21世紀の始まりに出現した「対称性人類学」の試みは、宗教から経済、科学から芸術にいたる人類の心の活動を統一的に理解する基盤として、「対称性」と呼ばれる知性の働きに着目してきました。その成果は、「存在論的転回」と呼ばれる世界規模の知的潮流とも呼応しながら、今日さまざまな学問領域に反響を引き起しています。この研究会では、これまで先端的な課題を切り開いてきた四名の講師を招き、それぞれの領域で探究されてきた人間の心と思考の可能性を考察することによって、「対称性」概念のさらなる展望を開きます。
第3回:神話と感覚の人類学
講師:出口顕氏(島根大学法文学部教授)
近藤宏氏(国立民族学博物館外来研究員、立命館大学非常勤講師)
対談:対称性という心の座標軸
コメンテーター:中沢新一
コーディネーター:石倉敏明
【日 時】2016年1月24日(日)14:00〜17:30(13:30開場)予定
【場 所】明治大学グローバルホール(明治大学グローバルフロント1F)
【資料代】500円(予約不要)
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