五木寛之「風のCafe」(BSフジ)
1月ゲスト:中沢新一
2016年1月2日(18:30~19:00)放送
作家の五木寛之さんがホストを務めるBSフジ「風のCafe」にゲスト出演します。
番組概要(番組HPより)
緑溢れるカフェにお招きした様々なゲストと
風に吹かれて、ひとときのトーク
ともに語らうのは時代と日常、仕事と人生
はずむような知的好奇心と遊び心で
思い出を辿り、今をわかちあい、これからを想う
歳を重ねていよいよ華やぐ、一期一会のトークに
人生を噛みしめ、愉しむためのヒントが
きっとたくさん、見つかるはず
みどころ
1月のゲストは宗教、哲学、芸術、科学と、あらゆる領域を横断する思想家・人類学者の中沢新一。中沢にとって五木は青春期から憧れの存在で、その著書や発言から多くを学んできたという。
長年の付き合いがある五木は、今も中沢に青年のような若さがあるといい、その秘密を過去のチベットでの密教修業にあるとみる。果たして中沢がチベットで授かった名前“シュンヌー”が意味するものとは?
五木が“潜る人”と称する中沢の著書『アースダイバー』は、地形散歩ブームの火付け役だ。東京・四谷を例に挙げ、縄文時代からの地形的な変遷を解説。元来日本人は“海の民”“水の民”でもあったことを示す。
また、縄文文化と弥生文化の死生観の違いを元に、現代の日本人に繋がる仏教の捉え方を中沢が紹介。さらに、日本人が持つ世界でも稀な宗教観を、日本や欧州の年末年始の行事から紐解いていく。
そして、話題は日本人の起源へ。五木・中沢ともに、日本人の特質を1つに限定して抽出するのは難しいと語る。ただ、そんな地域色豊かな日本人にも共通する文化が1つあると中沢は言う。五木が思わず笑みを見せたその共通点とは一体?
ほかにも、中沢が目下熱中する「サンゴ礁学」の魅力など、知的好奇心を揺さぶる多彩な話題が展開される。
再放送は1月16日18:00~18:30です。
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