2016年1月29日

アースダイバー堺講演「アースダイビング堺」、中沢新一×釈徹宗氏×竹山修身氏「大阪の古層と堺」

アースダイバー堺
講演「アースダイビング堺」、中沢新一×釈徹宗氏×竹山修身氏「大阪の古層と堺」
堺商工会議所大会議室
2016年1月30日開催

大阪・堺で2016年1月30日に開催されるイベント『アースダイバー堺』で、講演と相愛大学教授の釈徹宗氏、堺市市長の竹山修身氏との鼎談を行います。


概要堺市ホームページより)
人類学者・中沢新一が、堺の「成り立ち」と「未来」を読み解く『アースダイバー 堺』。

わたしたちが今見ている街の姿は、どこから来たものなのでしょうか・・・。
古代の地形図と現代の地図を重ね合わせることからそれを明らかにしようと試み、自分の足で街を歩き、土地の持つ記憶をたどる、それが人類学者・中沢新一氏のライフワークである「アースダイバー」です。
2012年に上梓された『大阪アースダイバー』では、〈南北軸=上町台地〉と〈東西軸=住吉~四天王寺~生駒〉を手がかりに、大阪という都市の成り立ちを読み解き、大きな注目を集めました。
「今も残る古墳を訪ね、旧道を歩き、海を眺め、堺の「古層」に迫った。」
今回は、大阪と堺(泉州)の本質的な違いとは何か?古墳時代から続く歴史は、現代の街にどのように受け継がれているのか? そして、堺を巻き込んで起こりつつある大阪の変化の根底に何があるのか? 堺の「成り立ち」と「未来」を、人類規模の壮大な視点から読み解きます。

※アースダイバー
宗教学者・思想家・人類学者の中沢新一によって書かれた著作のシリーズ、及びその研究や調査の方法をあらわす名称。

【日 時】2016年1月30日(土)14:00~16:30
【会 場】堺商工会議所大会議室(堺市北区長曽根町130-23)
【参加費】無料

お申し込み方法や詳細は、こちらをご覧下さい。

※定員に達しましたので、応募は締め切っています。

2016年1月25日

『週刊現代』連載「アースダイバー 神社編」第70回

『週刊現代』(講談社)2016年2月6日号
連載「アースダイバー 神社編」第70回
2016年1月25日発売

『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 神社編」。
今週は「アヅミの神道」の第3回目です。

2016年1月23日

中沢新一×出口顕氏×近藤宏氏「神話に潜む対称性の知性」

明治大学野生の科学研究所公開研究会「「対称性」の扉を開く」第3回「神話と感覚の人類学」
中沢新一×出口顕氏×近藤宏氏「神話に潜む対称性の知性」
明治大学野生の科学研究所
2016年1月24日開催

2016年1月24日に明治大学野生の科学研究所で開催される公開研究会「「対称性」の扉を開く」第3回にて、島根大学法文学部教授の出口顕さん、国立民族学博物館外来研究員、立命館大学非常勤講師の近藤宏さんとの対談が行われます。




概要明治大学野生の科学研究所HPより)
21世紀の始まりに出現した「対称性人類学」の試みは、宗教から経済、科学から芸術にいたる人類の心の活動を統一的に理解する基盤として、「対称性」と呼ばれる知性の働きに着目してきました。その成果は、「存在論的転回」と呼ばれる世界規模の知的潮流とも呼応しながら、今日さまざまな学問領域に反響を引き起しています。この研究会では、これまで先端的な課題を切り開いてきた四名の講師を招き、それぞれの領域で探究されてきた人間の心と思考の可能性を考察することによって、「対称性」概念のさらなる展望を開きます。

第3回:神話と感覚の人類学
講師:出口顕氏(島根大学法文学部教授)
   近藤宏氏(国立民族学博物館外来研究員、立命館大学非常勤講師)
対談:対称性という心の座標軸
コメンテーター:中沢新一
コーディネーター:石倉敏明

【日 時】2016年1月24日(日)14:00〜17:30(13:30開場)予定
【場 所】明治大学グローバルホール(明治大学グローバルフロント1F)
【資料代】500円(予約不要

詳細はこちらをご覧ください。

2016年1月22日

中沢新一×相川七瀬氏×川井真氏「対馬ダイバー ~島に息づく土地の記憶を探る~」

「対馬じかん2016 ~ 島はしまなり。対馬の「ひと」「モノ」「暮らし」 ~」
中沢新一×相川七瀬氏×川井真氏「対馬ダイバー ~島に息づく土地の記憶を探る~」
シダックス・カルチャーホール
2016年1月23日開催

2016年1月22日から24日にかけてシダックス・カルチャービレッジで開催される対馬市のイベント『対馬じかん2016』にて、歌手の相川七瀬氏、多摩大学大学院 客員教授の川井真氏との鼎談が行われます。


概要対馬市HPより)
日本の中心、東京渋谷のど真ん中で、九州最北端に位置する国境の島、対馬を知ってもらい、感じてもらうため、島ならではの暮らしぶりや自慢の特産品、風土、歴史、魅力など、島の衣・食・住全てを網羅した「島はしまなり=ありのままの対馬」を提供します。
対馬に興味を持っていただき、訪れてみたいと思える催しやブースなど、ここに来れば、対馬の全てを堪能できる盛りだくさんの内容となっていますので、対馬を知っている方も知らない方も、是非、お誘いのうえ、足をお運び下さい!

【日 時】2016年1月23日(土)11:00〜12:00(開場:10:30)
【会 場】シダックス・カルチャーホール
【参加費】無料

詳細は、こちらをご覧下さい。

2016年1月20日

『ku:nel(クウネル)』「第14回坊っちゃん文学賞選評」

『ku:nel(クウネル)』2016年3月号
「第14回坊っちゃん文学賞選評」
2016年1月20日発売

雑紙『ku:nel(クウネル)』の2016年3月号別冊付録に、第14回坊っちゃん文学賞の選評が掲載されています。


2016年1月15日

【再放送】五木寛之「風のCafe」

五木寛之「風のCafe」(BSフジ)
1月ゲスト:中沢新一
2016年1月16日(18:00~18:30)再放送

先日放送された「風のCafe」の再放送が2016年1月16日にあります。

*****

番組概要番組HPより)
緑溢れるカフェにお招きした様々なゲストと
風に吹かれて、ひとときのトーク
ともに語らうのは時代と日常、仕事と人生
はずむような知的好奇心と遊び心で
思い出を辿り、今をわかちあい、これからを想う
歳を重ねていよいよ華やぐ、一期一会のトークに
人生を噛みしめ、愉しむためのヒントが
きっとたくさん、見つかるはず

みどころ
1月のゲストは宗教、哲学、芸術、科学と、あらゆる領域を横断する思想家・人類学者の中沢新一。中沢にとって五木は青春期から憧れの存在で、その著書や発言から多くを学んできたという。 長年の付き合いがある五木は、今も中沢に青年のような若さがあるといい、その秘密を過去のチベットでの密教修業にあるとみる。果たして中沢がチベットで授かった名前“シュンヌー”が意味するものとは?
五木が“潜る人”と称する中沢の著書『アースダイバー』は、地形散歩ブームの火付け役だ。東京・四谷を例に挙げ、縄文時代からの地形的な変遷を解説。元来日本人は“海の民”“水の民”でもあったことを示す。
また、縄文文化と弥生文化の死生観の違いを元に、現代の日本人に繋がる仏教の捉え方を中沢が紹介。さらに、日本人が持つ世界でも稀な宗教観を、日本や欧州の年末年始の行事から紐解いていく。
そして、話題は日本人の起源へ。五木・中沢ともに、日本人の特質を1つに限定して抽出するのは難しいと語る。ただ、そんな地域色豊かな日本人にも共通する文化が1つあると中沢は言う。五木が思わず笑みを見せたその共通点とは一体? ほかにも、中沢が目下熱中する「サンゴ礁学」の魅力など、知的好奇心を揺さぶる多彩な話題が展開される。

詳しくはこちらをご覧下さい。

『週刊現代』連載「アースダイバー 神社編」第69回

『週刊現代』(講談社)2016年1月30日号
連載「アースダイバー 神社編」第69回
2016年1月15日発売

『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 神社編」。
今週は「アヅミの神道」の第2回目です。

2016年1月7日

エドゥアルド・コーン『森は考える——人間的なるものを超えた人類学』推薦文

エドゥアルド・コーン『森は考える』(亜紀書房)
推薦文
2016年1月7日発売

2016年1月7日に発売予定のエドゥアルド・コーン『森は考える——人間的なるものを超えた人類学』(奥野克己・近藤宏・近藤祉秋・二文字屋脩訳)に、推薦文を寄せています。



内容紹介
南米エクアドルのアマゾン河流域に住むルナ人にとっては、森は考え、イヌは夢を見る。彼らがそう考えているというのではなくて、そうしたものでしかありえない世界を彼らは生きている。「森が考える」とき、人間と動物、人間と世界、生者と死者は新たな関係を結ぶ。
発表と同時に欧米の人類学会でセンセーションを巻き起こしグレゴリー・ベイトソン賞を受賞した注目のエスノグラフィー、ついに翻訳なる。人類学、哲学、文学、言語学、環境学、生態学、生命論などの諸領域を縦横に接続し、インゴルド、ヴィヴェイロス・デ・カストロを凌ぐ、来たるべき知の衝撃!

こちらからも、推薦文をお読みいただけます。

2016年1月4日

『週刊現代』連載「アースダイバー 神社編」第68回

『週刊現代』(講談社)2016年1月23日号
連載「アースダイバー 神社編」第68回
2016年1月4日発売

『週刊現代』にて好評連載中の「アースダイバー 神社編」。
今週からは「古層2倭人系ーアヅミの神道」がテーマです。

2016年1月1日

五木寛之「風のCafe」

五木寛之「風のCafe」(BSフジ)
1月ゲスト:中沢新一
2016年1月2日(18:30~19:00)放送

作家の五木寛之さんがホストを務めるBSフジ「風のCafe」にゲスト出演します。


番組概要番組HPより)
緑溢れるカフェにお招きした様々なゲストと
風に吹かれて、ひとときのトーク
ともに語らうのは時代と日常、仕事と人生
はずむような知的好奇心と遊び心で
思い出を辿り、今をわかちあい、これからを想う
歳を重ねていよいよ華やぐ、一期一会のトークに
人生を噛みしめ、愉しむためのヒントが
きっとたくさん、見つかるはず

みどころ
1月のゲストは宗教、哲学、芸術、科学と、あらゆる領域を横断する思想家・人類学者の中沢新一。中沢にとって五木は青春期から憧れの存在で、その著書や発言から多くを学んできたという。 長年の付き合いがある五木は、今も中沢に青年のような若さがあるといい、その秘密を過去のチベットでの密教修業にあるとみる。果たして中沢がチベットで授かった名前“シュンヌー”が意味するものとは?
五木が“潜る人”と称する中沢の著書『アースダイバー』は、地形散歩ブームの火付け役だ。東京・四谷を例に挙げ、縄文時代からの地形的な変遷を解説。元来日本人は“海の民”“水の民”でもあったことを示す。
また、縄文文化と弥生文化の死生観の違いを元に、現代の日本人に繋がる仏教の捉え方を中沢が紹介。さらに、日本人が持つ世界でも稀な宗教観を、日本や欧州の年末年始の行事から紐解いていく。
そして、話題は日本人の起源へ。五木・中沢ともに、日本人の特質を1つに限定して抽出するのは難しいと語る。ただ、そんな地域色豊かな日本人にも共通する文化が1つあると中沢は言う。五木が思わず笑みを見せたその共通点とは一体? ほかにも、中沢が目下熱中する「サンゴ礁学」の魅力など、知的好奇心を揺さぶる多彩な話題が展開される。

再放送は1月16日18:00~18:30です。
詳しくはこちらをご覧下さい。