2024年3月16日

明治大学リバティアカデミー講座「野生の教養」中沢新一×岩野卓司

明治大学リバティアカデミー講座「野生の教養」
中沢新一×岩野卓司
2024年6月29日 (土)

明治大学リバティアカデミー講座で岩野卓司さんと対談します。


【日 程】2024年6月29日 (土)
【時 間】16:00~17:30 
【場 所】明治大学リバティアカデミーとオンラインでのハイブリッド開催(お申し込みの際に選択が必要です)
【料 金】2,200円(税込)
【定 員】90名
【申込み】明治大学リバティアカデミー


現代社会では私たちは飼いならされた思考に慣れてしまっている。だからこそ、野生が見直されている。そもそも野生は、原始時代やアフリカのジャングルに特有なものではない。それは私たちの日常に潜んでいるのだ。思想家・中沢新一は、ポケモンなどのアニメのキャラクターやゲームなどに野生を認めている。慣れ親んだ日常を違った角度から眺めてみただけで、私たちは野生に出会う驚きを体験する。一方、教養は現代社会では失われつつある。戦前や戦後を支えた教養主義は時代遅れのものとなり、新しい教養が叫ばれているが、その内実は見えてはいない。たから、教養を一見すると無関係な「野生」と結びつけたら、今までにない教養のあり方が見えてくるのではないだろうか。前回、大好評だった「野生の教養」講義の続編。
野生とは何か?教養とは何か?贈与、交換、供犠、宗教性などのテーマを通して、現代における野生と教養について考えます。モース、バタイユ、レヴィ=ストロースについても言及する予定。

2024年3月12日

東京新聞(中日新聞)歴史家の網野善彦さん没後20年

東京新聞
2024年3月8日夕刊
歴史家の網野善彦さん没後20年 民衆の自由と平和を模索 
おいの人類学者・中沢新一さん「未来像への視野 今こそ評価」

東京新聞に網野善彦さんについてのインタビュー記事が掲載されました。


リアルサウンド ブック 『精神の考古学』インタビュー記事

 リアルサウンド ブック インタビュー記事
中沢新一 40年越しの大作
『精神の考古学』完成までの道程「吉本隆明さんとの合作という気持ちもある」

リアルサウンドにてオンライン記事が公開されました。
新刊『精神の考古学』について詳しくお話ししています。




2024年2月17日

『精神の考古学』刊行記念 中沢新一トークイベント+サイン会

『精神の考古学』刊行記念
中沢新一トークイベント+サイン会
2024年3月24日(日)
青山ブックセンター本店

『精神の考古学』(新潮社)の刊行を記念してトークイベント+サイン会が開催されます。


【日 程】2024年3月24日 (日)
【時 間】17:00〜18:30(16:30開場) 
【場 所】青山ブックセンター本店(大教室)
【料 金】1,540円(税込)
【定 員】90名




中沢新一さんの最新刊『精神の考古学』の刊行を記念し、トークイベント&サイン会を開催いたします。

中沢さんが40年間冷凍保存してきたという、今の日本に必要な「精神」への考察――中沢人類学の原点にして集大成となる一冊がついに完成しました。自ら「あの修業から40年、やっと書けるようになった」と述懐する内容は、全てが貨幣価値に置き換えられる、お金になるかどうかばかりが重視される資本主義全盛の今だからこそ、必要だと中沢さんは問い直します。

「いまから四十数年前、私は一人でネパールにでかけて、その地でひっそりと難民の暮らしを送っていたチベット人のラマ(先生)のもとで、「ゾクチェン」という古代から秘密裡に伝えられてきた精神の教えを学び始めた。そこには私の予想をはるかに超える精神文化の富が秘蔵されていた――。」(「まえがき」より)

遠い過去の時代に、人間はどのような心を持ち、なにを考えていたのか。それを知るには、まだそれが残っている現場に身を置くことだ――若き人類学者・中沢新一は秘教の地へと向かいます。意識でも無意識でもない「精神そのもの」に触れるために。恩師ケツン先生から得た知恵は、やがて独自の思想の構築へとつながり、著者を「精神そのもの」へと導いていくのです。

なぜ今この探究が日本で必要なのか。そこを今回、中沢さんにお話しいただきます。

月刊文芸誌『新潮』連載時の担当編集者が聞き手を務めます。

※トークショーの後にサイン会を行いますので、事前購入、もしくは当日店頭にて購入された書籍をご持参ください。

2024年2月13日

書籍『精神の考古学』(新潮社)

書籍『精神の考古学』(新潮社)
中沢新一
2024年2月15日刊行!



青年時代の稀有な冒険を通して、人類の心の「普遍的構造」を伝える集大成、『精神の考古学』を2月15日に新潮社より刊行いたします。
遠い過去の時代に、人間はどのような心を持ち、なにを考えていたのか。それを知るには、まだそれが残っている現場に身を置くことだ――若き人類学者・中沢新一は秘教の地へと向かう。意識でも無意識でもない「精神そのもの」に触れるために。恩師ケツン先生から得た知恵は、やがて独自の思想の構築へとつながり、中沢を「精神そのもの」へと導いていく。

「いまから四十数年前、私は一人でネパールにでかけて、その地でひっそりと難民の暮らしを送っていたチベット人のラマ(先生)のもとで、「ゾクチェン」という古代から秘密裡に伝えられてきた精神の教えを学び始めた。そこには私の予想をはるかに超える精神文化の富が秘蔵されていた――。」(「まえがき」より)

雑誌『新潮』12回の連載にあらたに書き下ろしを収録した一冊です。
人生を賭けた冒険の書にご期待ください。

【出版社】新潮社
【刊行年月日】2024年2月15日
【ISBN】978-4-10-365903-7
【定価】2,700円(税込)