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2021年5月16日

小田龍哉『ニニフニ 南方熊楠と土宜法龍の複数論理思考』帯文

 小田龍哉『ニニフニ 南方熊楠と土宜法龍の複数論理思考』(左右社)
帯文
2021年4月12日発売

2021年4月12日発売の『ニニフニ 南方熊楠と土宜法龍の複数論理思考』(小田龍哉著)に帯文を寄せています。


詳細はこちら(左右社のサイト)をご覧ください。


2018年11月30日

「縄文探検隊の記録 」集英社(インターナショナル新書)帯文

「縄文探検隊の記録 」夢枕 獏/岡村道雄/かくまつとむ(構成)
集英社(インターナショナル新書)
2018年12月7日

新書「縄文探検隊の記録」に推薦文を寄せました。



【書籍概要】
サステナブルな社会、その暮らしと世界観。
日本の神々のルーツを縄文に求める作家と、縄文は真の理想郷だったと断言する考古学者が、縄文世界を探検する。 遺跡・遺物の最新情報から推論する合理的で豊かな暮らし、空海の密教と縄文の神々の関係、古代日本に渡来した人々の正体など、縄文研究の最先端を紹介。
縄文人が高度な知識と文明をもっていたことが解き明かされる。

【中沢新一氏推薦】
「日本の考古学は新しいステージに入っている。モノの実証研究の成果を土台に、新しい心の科学としての考古学へと、進化をとげはじめている。縄文人の心を内側から観察する。そのためには事実に根ざした想像力が必要だ。作家のヴィジョンと考古学者の科学心の出会いを実現した本書によって、考古学の進化は加速されるにちがいない。」

書籍の詳細はこちらをご覧ください。


2018年4月26日

NHKブックス(No.1250)『仏像(完全版)心とかたち』推薦文

NHKブックス(No.1250)『仏像(完全版)心とかたち』
推薦文
2018年4月25日刊行

1965年の刊行以来読み継がれてきた『仏像』『続・仏像』が『仏像(完全版)』として装いも新たに一冊になりました。
刊行にあたり、推薦文を寄せています。



詳細はこちら(NHKブックスのサイト)をご覧ください。




2018年2月25日

『牛と土 福島、3.11その後。 (集英社文庫) 』推薦文

『牛と土 福島、3.11その後。 (集英社文庫) 』
推薦文
2018年2月20日刊行

講談社ノンフィクション賞も受賞した、眞並恭介さんの著作、『牛と土 福島、3.11その後。』の帯に推薦コメントを寄せました。


【内容紹介】
東日本大震災で被曝地となった福島で、殺処分の指示を受け入れず、牛を生かそうとする牛飼いたちの静かな闘いに光を当てる。失ったものは何かを問いかける傑作ノンフィクション。(解説/小菅正夫)


2018年1月10日

『諏訪信仰の発生と展開 (日本原初考3)』推薦文

『諏訪信仰の発生と展開 (日本原初考3)』
推薦文
2017年12月22日刊行


『諏訪信仰の発生と展開 』に推薦コメントを寄せました。



【内容紹介】
諏訪信仰の研究グループ「古部族研究会」によって40年前に発刊され、絶版のまま入手困難であった「日本原初考」全3部作を人間社文庫から復刊。
縄文時代の諏訪地方を起源とする「ミシャグジ信仰」や古代の諏訪についての論考をまとめました。
2017年9月に第1巻、第2巻を文庫版にて復刊し、各方面からご好評をいただきました古部族研究会による「日本原初考」三部作の最終巻です。
本書には、三部作復刊完結の感慨を込めて、諏訪において代々神長官を勤めた守矢家第78代当主・守矢早苗氏が一文をご寄稿くださいました。
また、文庫版への特別記事として上・中・下に分けて各巻に収録してきた今井野菊へのインタビュー「御左口神祭政の森」も今回で完結します。
日本原初考第3部



【著者について】
〈著者略歴〉 古部族研究会は、当時「季刊どるめん」編集長だった田中基、人類学・民俗学の映像作家として活動していた北村皆雄、寿町で生活相談員を務めていた野本三吉の3人が結成した諏訪信仰の研究グループ。
1974年に諏訪の研究者・今井野菊を訪ねて1週間泊まり込みで教えを乞うた伝説の合宿で本格的に始動し、「日本原初考」三部作を発表した。

詳細はこちら(樹林舎web)をご覧ください。



2017年12月12日

『粘菌 知性のはじまりとそのサイエンス』推薦文

『粘菌 知性のはじまりとそのサイエンス ー特徴から研究の歴史、動画撮影法、アート、人工知能への応用まで』
推薦文
2017年12月7日発売

帯に推薦コメントを寄稿しました。
講談社『群像』2018年2月号(2018年1月7日発売)より掲載される中沢の新連載「レンマ学」第一回の参考文献としても本書を挙げております。



内容紹介:
「森のなかの美しい宝石のような生物である粘菌には、宇宙の大不思議が宿っている。
その粘菌が、いまや21世紀の知的探求の最前線に立とうとしている。
かつて我が南方熊楠は、粘菌のなかに生命現象の原基を見出そうとしたが、
現代の生物学は、さらに粘菌のなかに知性活動の原基を見出そうとしている。
この本は胸躍る粘菌研究の最前線から届けられた、こよなくチャーミングな報告書である。」

中沢新一 氏 推薦!!

脳や神経をもたない単細胞生物でありながら、外的刺激に対して複雑な行動様式を示す粘菌(変形菌)。
その特異なふるまいは、コンピューターサイエンスや人工知能研究の黎明期から科学者たちを悩ませてきた
「単一始点最短経路問題」に最適な解を与えうる能力をもつことで注目を集めた。

この驚くべき生物が、どのようにして無数の色や形へと変身をとげるのか、
その体内でどのような化学反応がおき、多様な行動・判断を生み出しているのか、
その情報処理システムには、まだ多くの謎が残されている。

本書は、サイエンスドキュメンタリーフィルム『The Creeping Garden』の製作を通して、
2人の英国人がどのように研究を深めていったかを描き出す。
その過程で粘菌研究の歴史や、現在第一線で活躍する科学者たちの研究をふまえ、
粘菌を応用したコンピューターや人工知能、ウェアラブルデバイスなどの取り組みについても紹介。

巻末には、粘菌を活用した研究で2度のイグ・ノーベル賞を受賞した中垣俊之博士と、
現在日本の変形菌研究をリードする川上新一博士による対談も収録。


目次:
はじめに ――ようこそ粘菌の世界へ
1 粘菌の真の正体を明らかにするために
2 共同監督ティムとの出会い
3 粘菌との出会い
4 宇宙人の侵攻
5 粘菌を探し求めて
6 粘菌研究の歴史
7 粘菌のライフサイクル
8 粘菌の生育
9 粘菌の撮影法を考える
10 粘菌と日本のつながり
11 粘菌と知性
12 アートとサイエンス
13 粘菌とコンピュータ
14 知性とロボット
15 粘菌に記憶能力はあるか
16 粘菌の音楽
おわりに

映画『The Creeping Garden』制作秘話
中垣俊之×川上新一 対談 粘菌研究の未来
参考文献
索引

2016年11月23日

伊東豊雄『日本語の建築』推薦文

伊東豊雄『日本語の建築』(PHP新書)
推薦文
2016年11月16日発売


2016年11月16日発売の『日本語の建築』(伊東豊雄著)に、推薦文を寄せています。



内容紹介
日本を代表する建築家が、自身の代表的建築物を考察しながら、都市のあり方、地方再生、東北の復興を語る。建築を通した日本論。



2016年8月29日

岡千曲『北のオントロギー』推薦文

岡千曲『北のオントロギー』(国書刊行会)
推薦文
2016年8月29日発売

2016年8月29日に発売予定の『北のオントロギー』(岡千曲著)に、推薦文を寄せています。



内容紹介
北方に生きる民の精神史。イヌイットやユピックなど極北・亜極北に暮らす狩猟民の文化、精神史を人類学の観点から考察し、北方世界と日本との関わり、狩猟民の環境的世界との関わりなど、「北方狩猟民の存在思想」を明らかにする画期的論考集。

2016年8月24日

中川大地『現代ゲーム全史:文明の遊戯史観から』推薦文

中川大地『現代ゲーム全史:文明の遊戯史観から』(早川書房)
推薦文
2016年8月24日発売

2016年8月24日発売の『現代ゲーム全史:文明の遊戯史観から』(中川大地著)に、推薦文を寄せています。



内容紹介
スペースインベーダー、ファミコン、ドラクエ、FF、プレステ、ポケモン、Wii、パズドラ、ingressまで、時代を画したあらゆるデジタルゲームから分析する、画期的な現代文明論1000枚。

2016年4月15日

土屋恵一郎『世阿弥 風姿花伝』推薦文

土屋恵一郎『世阿弥 風姿花伝』(NHK「100分de名著」ブックス)
推薦文
2016年4月15日発行

2015年に発刊された土屋恵一郎氏の著作『世阿弥 風姿花伝』の第2刷に、推薦文を寄せています。



内容紹介
室町時代、芸能の厳しい競争社会を生き抜いて能を大成した世阿弥の言葉は、戦略的人生論や創造的精神に満ちている。花と、面白きと、めづらしきと、これ三つは同じ心なり―。室町時代、能の大成者として以後の日本の芸能に大きな影響を与えた世阿弥。彼の遺した言葉は、能役者のための演技論にとどまらず、芸術という市場、そして人生という舞台を勝ち抜くための戦略論でもあった。「秘すれば花」「初心忘るべからず」など代表的金言を読み解きながら、試練に打ち勝ち、自己を更新しつづける奥義を学ぶ。テキスト時にはない新規図版、ブックス特別章なども収載。

2016年1月7日

エドゥアルド・コーン『森は考える——人間的なるものを超えた人類学』推薦文

エドゥアルド・コーン『森は考える』(亜紀書房)
推薦文
2016年1月7日発売

2016年1月7日に発売予定のエドゥアルド・コーン『森は考える——人間的なるものを超えた人類学』(奥野克己・近藤宏・近藤祉秋・二文字屋脩訳)に、推薦文を寄せています。



内容紹介
南米エクアドルのアマゾン河流域に住むルナ人にとっては、森は考え、イヌは夢を見る。彼らがそう考えているというのではなくて、そうしたものでしかありえない世界を彼らは生きている。「森が考える」とき、人間と動物、人間と世界、生者と死者は新たな関係を結ぶ。
発表と同時に欧米の人類学会でセンセーションを巻き起こしグレゴリー・ベイトソン賞を受賞した注目のエスノグラフィー、ついに翻訳なる。人類学、哲学、文学、言語学、環境学、生態学、生命論などの諸領域を縦横に接続し、インゴルド、ヴィヴェイロス・デ・カストロを凌ぐ、来たるべき知の衝撃!

こちらからも、推薦文をお読みいただけます。