2016年3月15日

吉本隆明『フランシス子へ』解説「吉本隆明の中の「女性」と「動物」」

吉本隆明『フランシス子へ』(講談社学術文庫)
解説「吉本隆明の中の「女性」と「動物」」
2016年3月15日発売

講談社学術文庫より刊行される吉本隆明の『フランシスコへ』に、「吉本隆明の中の「女性」と「動物」」と題した解説を寄せています。



内容紹介
いいとこなんて特にない。平凡きわまるぼんやり猫の「フランシス子」。けれど、著者とは相思相愛だった。忘れがたき存在を亡くし、自らに訪れる死を予感しながらも、訥々と、詩うように語られた優しく輝く言葉たち。「戦後思想界の巨人」吉本隆明が、人生の最後に遺した、あまりにも愛おしい肉声の記録。