2016年3月24日

『日本人の魂の古層』「古層の探りかた」

『日本人の魂の古層』(明治大学出版会)
「古層の探りかた」
2016年3月24日発売

2015年度明治大学リバティアカデミー講座「日本人の魂の古層を探る」から、一部講義が書籍化されました。中沢が2015年6月24日に行った講義も「古層の探りかた」というタイトルで収録されています。



内容紹介
柳田國男、折口信夫が生み出した民俗学は、いまどこへ行こうとしているのか。日本人の死生をめぐる諸観念(金山)、谷川南島論のもつ射程(居駒)、宮沢賢治と石原莞爾のユートピア観の差異(岩野)、心の古層に対するアプローチと21世紀の民俗学の可能性(中沢)などを論じ、さまざまな角度から日本人の心の奥底に眠っている〈他界〉の位相、〈異界〉の倫理を照射する意欲作。


目次
はじめに 金山秋男
第1章 金山秋男  常世の思想
第2章 居駒永幸  魂の還る処 民俗学者、谷川健一さんとの対話
第3章 岩野卓司  石原莞爾から宮沢賢治へ 古層をめぐって
第4章 中沢新一 古層の探りかた  聞き手=編集部
索引

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